23日の当ブログでタイ国のアッタヤ・ティティクル選手が「BMW女子選手権」で、“4位
以内に入れば、10代二人目の世界ランク1位になるかも” と触れましたが成れませんでしたネ。
単独首位で出た最終日、アッタヤ選手は74を叩いてしまい6位に沈みました。優勝したのは
1打差の2位で出て、8バーディー、1ボギーの65で廻り、通算21アンダーのリディア・
コ選手(ニュージーランド)でした。74と65では勝負に成りません。重圧でしょうかネ。
<相手がまずかったかな、戦い終わってハグする二人>
奇しくも優勝を阻んだのは、10代で初めて世界ランク1位になったリディア・コ選手
(2015年2月当時17歳)でした。何という巡り合わせでしょう。アッタヤ選手は2003年
2月生まれの19歳ですから、10代で二人目になるチャンスは、残り3試合しかありません。
来週 日本で開催され JLPGAと共催試合となる「TOTOジャパンクラシック」にも、もちろん
出場します。 ここでタイミング良く上位に入って、1位に成れれば良いんですがねぇ~
因みに「BMW女子選手権」でアリヤ・ジュタヌガーン選手(7位)と笹生優花プロ(8位)が
久しぶりにベストテンに入り「TOTOジャパンクラシック」での日タイ選手の活躍が楽しみです。
タイ人男子では56歳のプラヤド・マークセン選手が「ISPS HANDAシニアトーナメント」で
通算12アンダーで2位に3打差をつけて、シニア通算19勝目を挙げました。鉄人の勢いが
止まりません。「日本シニアオープン」から始まった連勝を「4」とし、あっさりシニア
ツアーの新記録を達成してしまいました。ドライバーでは300ヤード近い飛距離、安定感ある
ウッド ショットと巧みなアプローチが冴え、その上パッティングが調子良いといいます。
<四度目のシニア賞金王にも一歩近づきました>
今季の序盤戦ではラインも読めなくパッティングの調子が悪かったといいますが、「コマツ
オープン(9月10日最終日)」でパターを替えて2位に入って、翌戦の「日本シニアオープン」
から連勝が始まりました。パットが良くなって、鬼に金棒状態で4連勝を遂げています。
これではシニアツアーでは敵なしです。いくらマークセン選手を応援しているとしても、
これでは勝ち過ぎです。再来週3日開催の「コスモヘルスカップ 」には、PGAツアー3勝の
丸山茂樹プロも3年ぶりに出場し、来週には藤田寛之・深堀圭一郎・谷口徹・伊澤利光・手嶋
多一プロら、レギュラーで活躍した選手たちが出場します。是非 5連勝記録は阻んでほしいな。
<サドム・ケーオカンジャナ選手>
あと、蝉川泰果クンが優勝した「日本オープン」では、アジアンツアーの共催試合の「SMBC
シンガポール オープン」で勝利した資格で出場した24歳のサドム・ケーオカンジャナ選手が
15位タイと健闘しました。 先週は日米の各ツアーでタイ人選手の活躍が目立ちました。
次戦で何位以内になれば、ロレックスランキング1位になれますか?
今週の日本で行なう共催試合の来日前に1位になって良かったですね。