タイでゴルフ友達になりましょ。

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働く女性、タイと日本の違い!

2009年12月22日 | タイと日本の違い!
 
 東京の交通網の利用に慣れて、バンコクのBTSや地下鉄に乗ると、働く若いタイ人女性の
数が 実に多く目立ちます。

 今年の4月でしたか 米国のある大手会計事務所が、36カ国の企業7,200社を対象にした 「女性の上級
管理職の割合」 の調査報告をしていました。それによりますとフィリピンが最も高く47%、2位はロシアの
42%で、3位が38%でタイが入っているんですねぇ~ 全体の平均は24%、日本は7%の最下位でした。

 タイ人女性が働く姿の多さが、このような数字の比較で、妙に納得してしまいます。

   

 タイについて 「タイでは祖父母が育児を支援したり、ベビーシッターを安く雇えるなど女性が就業し易い
環境がある。文化的にも女性が指導的役割を担うことに非常にオープンだ」 と同社は分析していました。

日本の主婦だって、働いている人は多いんでしょうが、電車通勤するまでの仕事では無く 近所のパート
勤めが多いのでしょうネ・・・ 内閣府も管理職への登用がなかなか進まない現状を訴えています。

日本政府は、各分野で政策や方針の決定などに関わる 「指導的地位」 にある女性の割合が、
20年までに30%になることを目指している、と云いますから タイと比較して日本は随分と遅れていますネ。

 調査対象の37分野を見ても、女性が30%以上を占めているのは薬剤師・看護師の67.1%や国の審議会
委員の33.2%など4分野だけだったそうです。殆どの分野で女性の割合は微増か横ばいに留まっており
目標達成にはほど遠いのが現状のようですヨ。

 日本も 結構 指導的立場の女性が増えていると感じますが、これも外から日本を見たり、比較すると
大きな差があることを実感しますネ。そう、タイの社会では、ホント地位の高い女性が多くいますモノね。

 一方 こんな調査も先月 報告されています。 スイスのシンクタンク、世界経済フォーラムが政治、社会、
経済面の男女格差を調べた09年版の 「男女格差報告」、それによりますと、調査対象の134カ国中
タイは59位で日本は75位という順位になっていました。 アジアではフィリピンの9位が最高でした。

   

タイの59位という順位は、06年の40位、07年、08年の52位から順位を下げ、「女性の男性に対する
専門・技術職の割合、中等・高等教育の割合などが高かった一方、女性の国会議員や閣僚の割合が
低かった」 と報告されています。 タイの場合 男女格差では苦戦しているようですネ。

 指導的地位と男女格差の報告を鑑みると、タイは日本以上に学歴社会ですから、女性はレベルの高い
大学を卒業すれば、男女平等に 「指導的地位」 につける、と云うことでしょうか?
民間の大手会社などに 「指導的地位」 にいるタイ人女性の躍進が目立ちますモノね。

 タイの働く女性を見ていると、日本とは働く環境も違うことも実感しますヨ。
 タイと云っても あくまでバンコク市だけのお話ですが・・・  


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