東京の交通網の利用に慣れて、バンコクのBTSや地下鉄に乗ると、働く若いタイ人女性の
数が 実に多く目立ちます。
今年の4月でしたか 米国のある大手会計事務所が、36カ国の企業7,200社を対象にした 「女性の上級
管理職の割合」 の調査報告をしていました。それによりますとフィリピンが最も高く47%、2位はロシアの
42%で、3位が38%でタイが入っているんですねぇ~ 全体の平均は24%、日本は7%の最下位でした。
タイ人女性が働く姿の多さが、このような数字の比較で、妙に納得してしまいます。
タイについて 「タイでは祖父母が育児を支援したり、ベビーシッターを安く雇えるなど女性が就業し易い
環境がある。文化的にも女性が指導的役割を担うことに非常にオープンだ」 と同社は分析していました。
日本の主婦だって、働いている人は多いんでしょうが、電車通勤するまでの仕事では無く 近所のパート
勤めが多いのでしょうネ・・・ 内閣府も管理職への登用がなかなか進まない現状を訴えています。
日本政府は、各分野で政策や方針の決定などに関わる 「指導的地位」 にある女性の割合が、
20年までに30%になることを目指している、と云いますから タイと比較して日本は随分と遅れていますネ。
調査対象の37分野を見ても、女性が30%以上を占めているのは薬剤師・看護師の67.1%や国の審議会
委員の33.2%など4分野だけだったそうです。殆どの分野で女性の割合は微増か横ばいに留まっており
目標達成にはほど遠いのが現状のようですヨ。
日本も 結構 指導的立場の女性が増えていると感じますが、これも外から日本を見たり、比較すると
大きな差があることを実感しますネ。そう、タイの社会では、ホント地位の高い女性が多くいますモノね。
一方 こんな調査も先月 報告されています。 スイスのシンクタンク、世界経済フォーラムが政治、社会、
経済面の男女格差を調べた09年版の 「男女格差報告」、それによりますと、調査対象の134カ国中
タイは59位で日本は75位という順位になっていました。 アジアではフィリピンの9位が最高でした。
タイの59位という順位は、06年の40位、07年、08年の52位から順位を下げ、「女性の男性に対する
専門・技術職の割合、中等・高等教育の割合などが高かった一方、女性の国会議員や閣僚の割合が
低かった」 と報告されています。 タイの場合 男女格差では苦戦しているようですネ。
指導的地位と男女格差の報告を鑑みると、タイは日本以上に学歴社会ですから、女性はレベルの高い
大学を卒業すれば、男女平等に 「指導的地位」 につける、と云うことでしょうか?
民間の大手会社などに 「指導的地位」 にいるタイ人女性の躍進が目立ちますモノね。
タイの働く女性を見ていると、日本とは働く環境も違うことも実感しますヨ。
タイと云っても あくまでバンコク市だけのお話ですが・・・
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます