バンコク市のような都会でも地方の田舎でも、タイ国で目立つことの一つに、実に女性がよく働いていることです。
タイは“男性は怠け者が多い”というレッテルを貼られている所がありますが、ワタクシ思いますに“女性のほうがよく
働いているのが目立つ”という説明の方が良いと思いますが、さて どうでしょう?
世界経済フォーラム(WEF)が政治、社会、経済面での男女性差を調べた2007年度版の「世界性差報告」で、タイは
128カ国の中52位だったとの事です。男女性差が最も少ないとされたのが、スウェーデンで、2位フィンランド、
3位アイスランド。東アジアでは、フィリピン6位、ベトナム42位、シンガポール65位、中国72位、インドネシア81位、
日本91位、マレーシア92位、韓国97位の順となっています・・・ 失礼しました! “女性のほうがよく
働いているのが目立つ”は当たり前です。タイは東アジアの中で、男女性差において統計的にも立派な先進国でした。
でも以外ですネ。フィリピンが6位でシンガポールが65位とは・・・ 個人的な見解ですが、逆のような気もします。
タイは女性の男性に対する専門・技術職の割合、中等・高等教育の割合など世界的にも高いレベルで、大学生や政府、
企業のオフィスワーカーの過半数が女性であり、工場や建設現場でも女性の活躍が目立つと論評されています。
タイは社会的に男女平等ですので、女であるという理由だけで、不当に給料が安かったり、昇進に差支えが
あったり、不利益を被るようなことは無いと言われています。更に女性のほうが働き者ですから、男性の仕事にも参入し、
むしろ女性の新しい分野での仕事も多く生れていると聞きます。実際 政府、民間を問わず女性の管理職、トップの数は
日本なんて目ではありませんヨ。
但し タイ社会の中でも、唯一男性社会があります。
宗教については、伝統的仏教国タイにおいては、昔から男女不平等であるのは誰でも納得しており、これもタイらしい
現実です。ご存知タイ国民の90%以上が、戒律が非常に厳しい小乗仏教徒です。
お釈迦様は、女性は修行の妨げになるとして様々な制約を定め、僧侶になれるのは男性だけとし、お寺には女性禁制の
場所さえあります。これだけは、どんなに女性の社会進出が激しくなっても、女性が強くなっても、不変かと思います。
現在タイでは、女性には僧侶(出家)への道が開かれておりませんが、将来 男女同権の動きと仏教の伝統の狭間で
揺れ動く問題となるかも知れません。
(街中で白い作業着のような衣装を着て、剃髪した女性を見かけますが、彼女たちは僧侶より戒律の緩いメー・チーと
呼ばれる尼さんで、正式な僧侶ではありません)
タイ人男性諸君よ! このままでは女性に政界までも牛耳られますヨ。頑張って!!
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
タイは“男性は怠け者が多い”というレッテルを貼られている所がありますが、ワタクシ思いますに“女性のほうがよく
働いているのが目立つ”という説明の方が良いと思いますが、さて どうでしょう?
世界経済フォーラム(WEF)が政治、社会、経済面での男女性差を調べた2007年度版の「世界性差報告」で、タイは
128カ国の中52位だったとの事です。男女性差が最も少ないとされたのが、スウェーデンで、2位フィンランド、
3位アイスランド。東アジアでは、フィリピン6位、ベトナム42位、シンガポール65位、中国72位、インドネシア81位、
日本91位、マレーシア92位、韓国97位の順となっています・・・ 失礼しました! “女性のほうがよく
働いているのが目立つ”は当たり前です。タイは東アジアの中で、男女性差において統計的にも立派な先進国でした。
でも以外ですネ。フィリピンが6位でシンガポールが65位とは・・・ 個人的な見解ですが、逆のような気もします。
タイは女性の男性に対する専門・技術職の割合、中等・高等教育の割合など世界的にも高いレベルで、大学生や政府、
企業のオフィスワーカーの過半数が女性であり、工場や建設現場でも女性の活躍が目立つと論評されています。
タイは社会的に男女平等ですので、女であるという理由だけで、不当に給料が安かったり、昇進に差支えが
あったり、不利益を被るようなことは無いと言われています。更に女性のほうが働き者ですから、男性の仕事にも参入し、
むしろ女性の新しい分野での仕事も多く生れていると聞きます。実際 政府、民間を問わず女性の管理職、トップの数は
日本なんて目ではありませんヨ。
但し タイ社会の中でも、唯一男性社会があります。
宗教については、伝統的仏教国タイにおいては、昔から男女不平等であるのは誰でも納得しており、これもタイらしい
現実です。ご存知タイ国民の90%以上が、戒律が非常に厳しい小乗仏教徒です。
お釈迦様は、女性は修行の妨げになるとして様々な制約を定め、僧侶になれるのは男性だけとし、お寺には女性禁制の
場所さえあります。これだけは、どんなに女性の社会進出が激しくなっても、女性が強くなっても、不変かと思います。
現在タイでは、女性には僧侶(出家)への道が開かれておりませんが、将来 男女同権の動きと仏教の伝統の狭間で
揺れ動く問題となるかも知れません。
(街中で白い作業着のような衣装を着て、剃髪した女性を見かけますが、彼女たちは僧侶より戒律の緩いメー・チーと
呼ばれる尼さんで、正式な僧侶ではありません)
タイ人男性諸君よ! このままでは女性に政界までも牛耳られますヨ。頑張って!!
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
タイは男女性差が少ない国と言っても、性差以前に、階級格差、学歴格差が歴然とあるので、空しさだけが残ります。
タイは女性の男性に対する専門・技術職の割合、中等・高等教育の割合など世界的にも高いレベルにあるそうですが、
タイ国民の過半数を占める貧困層は、初等教育で終了して、中等・高等教育の機会がありません。
タイ国内で、高等教育を受けられるのは、一握りの金持ち階級の子弟のみです。この師弟の割合は、国民全体のごくわずかですが、男女比は半々なので、今回の性差ランキングでは上位にきた理由でしょう。
タイの有名大学では、金持ち階層の女子大生が過半数を占めています。
専門・技術職の女性の割合が高いそうですが、これもよくわかりません。
タイの裕福な階層の子弟は、高等教育を受けて、企業に就職しても、工場勤務を嫌うそうです。
タイの国民の気質として、額に汗して働くのはダサい行為であり、クーラーがきいたオフィスで働くのが人気があるそうです。
タイの経済発展を阻害する最も大きな要因が技術者不足と言われています。
大学卒の技術系人員が少ない上に、工場勤務を嫌う国民性に変化がなければ、タイ経済に未来は無いでしょう。
言われる観点からすると、階級格差、学歴格差が少ない日本や、タイ国民同様、過半数を占める貧困層を持つ中国などは、もっとタイより上にいってもいいでしょうね。
専門・技術職の女性の割合が高いのは、裕福な階層の子弟は別として、郊外、地方の女子工場勤務者を指すそうです。
有難うございました。