シリキット王妃 おめでとうございます！

　　
　シリキット王妃、お誕生日おめでとうございます！
そう、タイの今日12日は、78歳になられるシリキット王妃のお誕生で　“母の日”　でもあります。

勿論　祝日で、13日が昨年の閣議で特別公休日に指定されていますので、官公庁は12～15日までと
４連休になるんですネ。　タイも　こうした連休を多く設定し、旅行などの需要に結びつけようと・・・

　さて、今日は全国各地で王妃誕生日を祝う行事がいろいろ催されますが、ここ何日も前から民主
記念塔があるラーチャダムヌン通りで、誕生日を祝うイルミネーションが飾られ、多くの人がここを訪れ

　
　　　＜王妃のラッキーカラー、水色で一色になります！＞

お祝いのピークとなります。　官公庁や街の至る所の学校、大きなビルや建物のエントランスには
王妃の写真や肖像画が飾られ、街全体で王妃のお誕生日を祝福します。　

しかも国中が水色に染まるかも・・・　王妃のお誕生日は金曜日で、そのラッキーカラーは水色なんですネ。
（プミポン国王は月曜日で黄色）　王妃の写真などを飾るリボンなども水色に…　それを真似て、つられて
多くの人が着る服も水色になっちゃいます。　多くの人が着るなんて、ちとオーバーですがネ・・・（笑）

昨日は、シリキット王妃のテレビ演説の後、ラムカムヘン大王、ナレスワン大王、チュラロンコン大王と
いうタイ史を代表する３人の国王の母親を描いた特別テレビドラマ　「３大王の母」　が放送されたとか…

　
　＜プミポン国王と＞

　シリキット王妃は、プミポン国王陛下と同様　大変　ご熱心にご政務に就かれておられますが、特に力を
入れられているのが慈善活動です。　56年（54年前）以来　タイ赤十字総裁を務められ、75年（35年前）に

王立支援財団である　「Royal Support Foundation」　を設立され、貧困層の女性達の就業訓練をサポート
していることは　つとに有名で、その他にも全国各地に幾つもの職業訓練センターを設立なさっています。

こんな活動が評価され、いつかは　シリキット王妃も加わって、「４大王の母」　なんて　言われるのかナ・・・

　
＜たくさんの学生さんがサポートを受けました！＞

この最初の財団設立の翌年76年から、福祉活動などの功績を称えられ王妃のお誕生日が　「母の日」　と
制定されました。　この日を境に国民は王妃への敬愛を示し 自分の母親への感謝の気持ちをも表すように

なりました。　日本ではカーネーションを贈りますが、タイでは白いジャスミンの花と　「お母さん、大好き」
と書いたカードを贈る習慣があります。　日本では　「お母さん有難う」　が一般的ですかネ・・・

　
　＜ジャスミンの花が…＞

　でも　タイの　「母の日」　は、シリキット王妃のお誕生日、「父の日」　は、プミポン国王のお誕生日と
（12月5日）　と、タイの母の日・父の日は、非常に分かり易い、説得力のある日に設けられていますよネ。
日本でも戦前までは、昭和の皇后陛下のお誕生日3月6日が母の日だった、と聞きいたことがありますが…

　
　　＜ご成婚60周年をお祝いした記念の100バーツ紙幣＞

　父の公務の為フランスに行かれた折に、当時フランスにご滞在中だったプミポン王に見初められて、
1950年　（60年前）　にご成婚、ワチラロンコン皇太子、ウボンラット王女、シリントン王女、チュラポン
王女の１男３女を授かけられました。　シリキット王妃！　いつまでもお元気で！ 　　



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