中国から日本へ格安航空会社の乗り入れと、中国人の日本へのビザ取得の緩和も手伝い、
わんさか と中国人が日本へ押し寄せ、何かと話題を振りまいています…
中国は、災害にしても旅行にしても規模が違います。 (驚)
「上海~茨城空港が5,000円」 なんて格安航空券が出回っているようで、これじゃ~ ねぇ~
中国では飛び付くでしょう、 いやいや 日本人だって利用する人も出ているとか・・・
格安航空会社と云えば、今月初めに タイ航空は、シンガポールの格安航空会社タイガー・エアウェイズ
と合弁で タイに格安航空会社 「タイ・タイガー・エアウェイズ」 を設立し、来年早期から国内・国外に
運航を開始すると発表しました… 我々 安く安全に飛んでくれれば格安、大歓迎なんですが・・・
<お願いしますよ、タイ航空さん! タイ国際航空HPから>
ちょっと気になるのは、2004年でしたか? 既にタイ航空は、タイ政府企業とタイ王室系資本の出資で
設立されたノックエアーという タイ航空傘下の格安航空会社があるんですよねぇ~
この会社はどうなるんでしょうねぇ~
タイ航空は、39%出資しているノックエアーの競合について 従来型航空会社と格安航空会社の 「混合
モデル」 として 今後も運営を続け、新会社はあくまでも格安航空会社と位置づける、客を奪い合うような
ことはせず また タイ航空がノックエアー株を売却するつもりもない、とコメントしていますが…
<ノックエアーが心配です… ノックエアーのHPから>
設立当時は、本体のタイ航空とノックエアーの格安航空会社とを差別化すると言っていたんですがねぇ~
東南アジアの格安航空会社では、マレーシアのエア・アジアの躍進が目立つのに比べ、ノックエアーの
収益率の悪さが指摘され、今まで以上に競争の激化も増し、存在そのものが危ぶまれています。
タイ国内の地元資本による格安航空会社は、運営面や政府航空行政の指導力不足もあってか、
サービス開始から2月・3月で運行中止なっているケースが多かったんですヨ・・・
大丈夫かなぁ~ 共倒れに成らなければいいけど・・・ ちょっと心配です!
<益々 競争激化するね>
さて、その 「タイ・タイガー・エアウェイズ」 ですが、資本金2億バーツ (約5億6千万円) で、
タイ航空などタイ側が51%、タイガー側が49%出資し、初年度は欧州航空大手エアバス製の旅客機
A320型機5機をリースし、2012年にさらに5機を追加する、と発表しています。 因みに、現在 タイガー・
エアウェイズは19機を運航し、アジア、オーストラリアの11カ国・37都市に乗り入れています。
新格安会社タイ・タイガー・エアウェイズは、バンコクの玄関口であるスワンナプーム空港を拠点に、
2011年第1四半期から、まずは飛行時間5時間以内のタイ国内線、国際線を運航する計画だそうです。
<タイガーエアウェイズのCEO(右)とタイ航空社長… ロイターから>
そう云えば、タイガーはシンガポール航空系ですので、両国のナショナル エアラインの傘下と
なりますので、失敗するわけにはいきませんよネ・・・
現行 タイ国内線の市場シェアは、タイ航空32%、マレーシアのエアアジアが27%、ノックエア16%など
タイ国内、アジア域内の市場をエアアジアにシェアーを奪われており、タイ航空はタイガーとの提携で
どこまで 巻き返しを図れるか注目です!
でも 安全運行の徹底を 疎かにしてほしくないですネ。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
格安であろうと無かろうと、安全の基準が目に見えません。
事故にならないと解らない、そんな隠し事もありそうです。
飛行機に乗る機会が多いので、昔は乗る度に恐怖がありましたが、最近は他人事のように乗ってます。
自分だけは大丈夫って(笑)
無駄を省くのは結構なことですが、安全には無駄が無いはずですから、聖域には手をつけて欲しくないですね。
この日航機墜落事故の犠牲者数は、単機では史上最高だそうです。
また 日本では この事故以来 犠牲者も出ていないとか・・・
唯 仰るように格安航空会社に、誰でも不安は持つでしょう。
広島・長崎から世界へ原爆禁止を訴えているように、御巣鷹山から
アジアに世界に、空の安全を訴えても良いような気がします。
下記のドラマにもあるように、単なる修理ミスが原因とは思えないところに、一抹の不安が残ります。
下記ドラマは2005年TBSの制作です。1~17に分かれて見ずらいですが、時間がある方は見ておいて損が無いでしょう。
http://www.dailymotion.com/video/x775ab_1-of-17_travel
下記ノンフィクションはNHKの制作です。
http://www.youtube.com/watch?v=X0maxyADNWw&feature=related
ドラマを拝見しましたが、たいへん 考えさせられる内容でした。