昨日の女子ゴルフは久々に、勝たせて上げたい、と思って観ていました。 推薦枠で
出場のプロ8年目、内田日菜子プロ 26歳が、地元宮崎県で初優勝を成し遂げた勝利です。
初日 トップタイで終え、二日目は1打差2位から出た山内日菜子プロは、4バーディー、
2ボギーの70で廻り、通算10アンダーにして逆転。 念願の初勝利をもぎ取りました。
QTランク181位から主催者推薦で得た今季レギュラーツアー初戦ですからネ。「史上最大の
下克上優勝だ」なんて、報道されています。ウイニングパットを沈めた時から涙、涙でした。
QTランク181位といったら、下部ツアーすら出場できない位置ですからねぇ~ しかも「アクサ
レディース」が行なわれた会場のUMKゴルフコースは、小学三年生の頃から何十回となく
お世話になっているゴルフ場だそうです。 さおさら 本人だけでなく、家族・友人・知人や
地元のゴルフ場とゴルフ界関係者も、さぞかし嬉しかった初優勝でしたでしょうねぇ~
<山内ファミリー全員で優勝カップを掲げられました>
実力はありながらQTランク181位になったのは、出場資格を争うファーストQTで規定数より
多いクラブ1本(練習用)をバッグに入れてプレー、気がついたのが4ホール目という事で
2罰打×4の計8罰打を受けての失策が原因でした。自らどん底に押し込んでしまいました。
この結末で、昨秋は相当 落ち込み、その様子を家族は知っているだけに、お父さんの
克則さん(57)も号泣だったようです。“チャンスを生かせて良かった。地元での優勝は
心の底から嬉しい。最後まで諦めない気持ちでよく頑張った” とコメントしています。
お母さんの由美さん(52)と弟の家族全員で初優勝を見守っていました。全員で上手く
いくようにと祈っていたそうで、由美さんは、昨秋QTで失敗した際には、“一人しか
この経験はできないから一生忘れてはいけない” と伝えて励ましたといいます。
本人も当時は、“終わった” とまで思ったそうですが、友人からも “ひなちゃんは
シードを獲れる力がある” という励ましの言葉も支えになったよう。下部ツアーでは
<20歳の17年、下部ツアー「Hanasaka Ladies Yanmar」で優勝している>
優勝したこともあり、失った自信を取り戻しながら、自身と向き合い、弱点のティー
ショットの持ち球をドローに変えたそうです。辛い経験を無駄にしませんでしたネ。
日菜子という名は「宮崎の太陽を受けて育つ菜の花のように」と名付けられたそうです。
ゴルフ界で「ひなこ」と言えば渋野日向子プロが知名度ナンバーワンですが、これで
「もう一人の日菜子」も知われるようになるでしょう。 処で 優勝でポイントは何点に?
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