今度は海外からビックニュースが飛び込んできましたネ。馬場咲希さん(日本ウェルネス高
二年生 17歳)が、米国ワシントン州で行なわれた「全米女子アマチュア選手権」で優勝です!
日本勢では37年前の1985年に服部道子プロが同じ高校二年生で優勝を飾って以来の快挙を
成し遂げました。同選手権は122回目の歴史ある大会ですからねぇ~ これも凄いことです。
<日本人として服部道子さん以来、二人目の快挙です>
身長175.3センチから打ち出されるドライバーの平均飛距離は約270ヤードで、将来 楽しみな
高校生が居ることは知っていました。そう、今年の3月「ヤマハレディース葛城」に推薦枠で
出場し予選通過の58位になった頃から、たびたび ゴルフメディアに取り上げられ始めましたネ。
4月には「全米女子オープン日本予選会」で4位に入り、本大会では予選落ちせず49位。5月の
「関東女子選手権」と7月の「関東ジュニア選手権」では優勝と、国内アマでは敵なしです。
<ブリヂストンレディスではベストアマを獲得>
5月には「ブリヂストンレディス」に出場し、28位でベストアマを獲得。6月の「日本女子
アマ選手権」では9位に入り、7月の「全米女子ジュニア選手権」では32強入りでした。
そして今回の「全米女子アマチュア選手権」での勝利。同選手権は世界140カ国前後の国から
百戦錬磨のアマチュアが集結する大会だと聞きます。それをマッチプレーの決勝では、21歳の
モネ・チュンさん(カナダ)を11アンド9で破り、この優勝戦績は61年前の1961年大会以来の
最大差をつけての圧勝だったといいます。 今年 結果を残してきた経験と技術が爆発しました。
しかし、近年の日本女子の活躍は凄まじいものがありますよネ。整理してみますと …
19年の「AIG全英女子オープン」で渋野日向子プロが優勝し、42年ぶりに日本人女子が
メジャー制覇して以来、世界を舞台にした活躍が続いています。アマチュアでは、21年は
梶谷翼さんが「オーガスタナショナル女子アマ」で、日本人として初優勝しました。
「全米女子オープン」は、笹生優花プロと畑岡奈紗プロの日本人同士のプレーオフの末に
笹生プロが勝ち、東京五輪では、稲見萌寧プロが銀メダルを獲得しました。 今年は古江
彩佳プロが「スコットランド オープン」で米国ツアーにおいて初優勝を挙げ、翌週の
「AIG全英女子オープン」で再度 渋野日向子プロが最後まで優勝を争いました。驚きます。
<ドライバーは平均300ヤードを目指しているという馬場咲希さん>
馬場咲希さんは、来月24日からフランスで開催される「世界女子アマ選手権」にも出場しますが、
「全米女子アマチュア選手権」の勝利で、来年度は世界のアマチュア大会はもちろん、「全米女子
オープン」や「AIG女子オープン」等々、多くの欧米のメジャー大会の出場権を獲得しています。
注目度は益々アップしますが、その可能性は無限大で、これからどれだけ活躍するでしょうネ。
6月開催の全米女子オープンの予選を通過しただけでも凄いのに・・・今回の全米女子アマチュア選手権は、36Hの決勝で、27Hで決着をつけてしまうという、前代未聞のブッチギリの勝利でした。
今回のコースは、2015年に全米オープンが開催されたチェンバーズベイGCでした。
難コースですが、咲希ちゃんはいとも簡単に征服してしまいました。
これまで、日本人の女子ゴルファーはチビッ子が活躍していましたが、身長175cmという咲希ちゃんの出現は米国のゴルフファンも吃驚したことでしょう。
今回のようなゴルフをしたら、全米女子オープンも簡単に勝てそうです。
上半身は華奢に見えますが、下半身はしっかりしていて、今後、体重が5kg増えたら、鬼に金棒でしょう。
日本の女子ゴルフは新時代に入ったようです。
https://www.youtube.com/watch?v=rsIGyZKhb1w
https://www.youtube.com/watch?v=b16JdHXfjzU
ご意見と情報をありがとうございました。