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タイでゴルフ友達になりましょ。

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韓国勢、強さの秘密?

2011年01月05日 | タイのゴルフ、あれこれ
  
 韓国勢の勢いには、それなりに納得のいく理由が存在していますネ。 個人それぞれ競争意識を持った
ハングリー精神の基、その強くなる背景に 国を挙げて独特な 「ジュニア育成システム」 あるようです。
政府と韓国ゴルフ協会 (KGA) が一体となって取り組んでいます。 (昨日からの続き)

KGAは毎年、国際試合でのメダル獲得を目的に、小学生から大学生までの男女計約70名を強化選手に
選抜します。 このエリート組織はピラミッド型で、底辺には国家代表候補なる 「常備軍」 と呼ばれる

約60名がひしめいているとの事。 国内外の成績によって実力がポイントされて、頂点の 「国家代表」 に
なれるのは男女それぞれ6人だそうです。 今 日米で活躍している韓国人プロは、小学生から競争に

 
    <申ジェ選手も国家代表だったのかなぁ~?>

勝ち抜いてきているんですねぇ~ 次々と若手の有望株を輩出する韓国ゴルフ界には「枯れない泉」なる
言葉が存在していると聞いたことがありますが、背景にこんなジュニア育成システムがあるんですネ。

更に驚くのは、韓国の済州島や宮崎などで 年間200日以上にも及ぶ合宿を行ない、優秀な専属コーチの
下でパットやアプローチなどの技術を徹底的に磨く、といいます。 メンタル専門のコーチによる指導も

含め すべてKGAが負担します。 また 政府も男子が国際大会などで優勝すれば、兵役の二年間を
免除するなど、国のバックアップも忘れていません。 日本と競争意識が違う上に、日本の強化合宿は
春と夏の約10日間だけだそうですから、それでは日本選手が勝てるわけがありませんよねぇ~

 
     <キム キョンテ選手も二年間の兵役を免除されました…>

韓国の強化策がより充実した契機は、2006年のドーハ・アジア大会だそうですヨ。 同大会で個人・団体の
男女全種目で金メダルを獲得して、ゴルフは国の強化指定種目に格上げされ、増額された予算で更なる

強化が出来るようになったとの事です。 そう云えば、昨年11月の広州アジア大会でも男女全種目を
制したのは韓国勢でしたネ。 官民一体となって、良い方に良い方に回転しています。

 でも 韓国勢の台頭で、今度は困った問題が米国のゴルフ界で起きています。 

韓国勢が優勝したり上位を独占したりするもんですから、最盛期に37あった試合数が 今季は25に減少。
世界最多試合数を日本の34試合に譲る形となってしまいました。 この問題は日本女子ゴルフ協会も

    
<韓国勢を阻止するのは藍ちゃんしかいない?>

同じように危惧しているそうです。 女子ツアーの最終戦で、日本人が優勝するのと、韓国人の優勝では
視聴率が半減しちゃうそうですヨ。 「海外選手が優勝すると、主催企業の社長が出席する表彰式の前に
チャンネルを変えられちゃうので、スポンサーとして辛い」 なんて、本音の心情もこぼれます。 

 更に 厚みをました韓国勢の勢いは、今シーズンも続くのか。 昨年 男女とも韓国勢に賞金王を
 取られた日本勢。 今年は、あらゆる意味で重要な意味を占めるシーズンとなるでしょうネ。  

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