タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

タイは野良犬天国? 地域犬って?

2008年11月23日 | タイのこぼれ話
タイは、全土で30万匹、バンコク市だけで15万匹はいるだろう “野良犬天国” です。観光客の皆さん! 
乾季を向かえている10月から1月は、犬も?発情期を迎えています、犬にかまれないよう注意を・・・

狂犬病も侮れませんヨ。 一方 バンコク市には飼い犬が約82万頭、飼い主は約39万人いると見られています。この数が
多いのかどうか分りませんが、捨て犬対策と野良犬削減の一環として、昨年9月には飼い主の情報が入った「マイクロチップ」を
埋め込み、登録を義務付けた条例も発効させています。チップが無いと捕獲の対象となります。

確か、飼い主は今年の6月までにチップの埋め込みをしないと5,000バーツの罰金を化せられる、とありましたが 
どうなったんでしょう? チップ犬を放し飼いにすると7,000バーツ?の罰金もあるとか、無いとか・・・

タイでは、このように犬が急増したのは、何年も前にプミポン国王が野良犬の収容施設を視察の時にもらってきた犬を
トンデーンと名づけて「外国から高い犬を輸入しなくても、国内でも良い犬がいくらでもいる」と可愛がり、6年前には、
この愛犬トンデーンと王様との心温まる交流を描いた本がベストセラーになり、野良犬ブーム?になったと聞いています。

< トンデーン物語(The Story of Tongdaeng)は、タイ語と英語で書かれ一冊149バーツで、65万部のベストセラーと
なる。因みに “トンデーン” とはタイ語で銅のこと。 >

野良犬施設への補助金を増やしたり、国民が第二のトンデーンを求めて、野良犬に食物までを与えて可愛がったりと・・・
トンデーンのTシャツまで作られ、こちらも行列が出来るほど一人2枚までの購入制限があったほど、だったそうです。
全部の色を集めるのに苦労したタイ人もいたようで、熱しやすく冷めやすい、というタイ人の本領発揮でした。(笑)

プミポン国王が出した本です! Tシャツです! 買わなきゃ~ 非国民と呼ばれてしまいます! (笑)

そして プミポン国王の愛犬となった幸運な犬、トンデーンのお陰で、飼い主犬と野良犬の中間に位置する「地域犬」と呼ばれる
産物が生れました。著書に「野良犬は親切な飼い主には忠実に振る舞う。タイには飼い犬になれる野良犬が多くいる」とあるのが
切っ掛けでしょうか。地域の人達にご飯をもらったり、可愛がられたりして、その地域にいる犬のことを「地域犬」と言うそうです。

地域犬は、毎日のエサが食事が確保できますから、そこから離れず そこが生活の拠点となります。

あれっ! なんか日本の歴史にも、昔の昔にこれに近いようなことがありましたっけネ・・・ そうでした。1685年(323年前)の
五代将軍・徳川綱吉が出した「生類憐れみの令」でした。タイのこの流れは、そんな日本の歴史をも思い出させます。

ひと気も多い繁華街の狭い歩道でも、ひと気を気にせず体を投げ出して偉そうに寝ている犬、それは「地域犬」ですよ、きっと・・・ 
国際都市色、豊かなバンコクを実証するように、バンコク市には色々な種類の野良犬が、地域犬がいるようですヨ。

野良犬のお話し、もう少し。長くなりますので明日に続きます。



「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです   


  タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト




最新の画像もっと見る

コメントを投稿