バンコク市には、住んでいる日本人が8万人とも10万人とも 噂され、多くの日系企業の支店・支社も
数多くあり、日本料理店も2千軒近くになります。 東京都バンコク区 (24 区) と言われる所以です。
ですから、日本のあらゆる業種がバンコクに入り込んでおり、ない業種を 捜すのが大変なくらいです。
処で、タイ国内の自動車販売は昨年、過去最高の134万台を 記録し 「東洋のデトロイト」 しての
地位を 更に 強固なものとしています。 何年もタイの経済を 引っ張ってきた自動車業界ですから
とっくに 中古車の販売会社も進出していたか と 思いきや、まだでしたねぇ~
それが、中古車大手のガリバーインターナショナル (東京都千代田区) が、合弁会社を 設立し、
中古車事業を 行なうとプレス発表してましたネ。 なんでも フランチャイズを 中心に、来年2月には
30店、2015年度末までに300店の展開を 目指すとか … これは良いビジネスができそうですよぉ~
市場として魅力が高まるのは、2015年に構築されるASEAN経済共同体によって、東南アジア諸国
連合 (Asean) の10カ国で関税が撤廃される予定ですからネ。 益々 市場の流動性が高まりますもの。
現行、タイの自動車は 国内で生産されていても 部材は日本から輸入していたり、贅沢品として扱われ
税金も高く 同じクラスの車でも日本の1.8倍から3倍以上になるくらい、非常に高額です。
その為、タイでは 車は、まだ まだ ステータスシンボルで、イコール 中古車の値段も高いんですネ。
中古車でも 預けれてお金を 貸してくれる業者まで存在します。 それほど、価値も高いんです。
中古車を 買う場合、中古車販売業者・オークション・個人販売と三つの方法があるようですが、以前は
個人販売が主流でした。 が、メンテナンスの問題とインターネットの出現から 中古車販売業者が
メインになっていると聞きます。 オークションは 中古車販売の仕入れ先になっているようですヨ。
ガリバーの新会社は、タイのウィリヤ・グループとの合弁会社で 「V―ガリバー」 となり、資本金
2,000万バーツで、ガリバーが49%、タイのウィリヤ・グループが51%を 出資するようです。
タイ以外の東南アジア諸国にも進出し、2017年度までに地域全体で800店を 出店する予定とか ・・・
タイの海外拠点は、アメリカに次いで2カ国目となるそうです。
ウィリヤ・グループの中核企業は、国内で124店以上の支店を 持つ損害保険の最大手であるウィリヤ・
インシュアランスです。 保険以外にも不動産、金融など様々な事業を 行なっており 自動車事業では、
米国シボレーなどのディーラー19店も展開しており、タイで車販売のノウハウは持っている組織です。
保険会社でもあり、素晴らしい会社と組みましたよネ。 今後に注目です!
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タイ国内で販売されている自動車は現在は大半が現地生産となり、価格が安くなっています。
海外からの輸入車だと、関税が200%(車種により異なる)かかり、200万円の車は600万円になります。
タイで現地生産される車は一部の部品が輸入になり関税がかかりますが、現地での部品調達率が向上し、車の価格は同一車種で1.4倍程度になっています。(為替で上下しますが)
タイでの人気車種であるHONDAのJAZZ(1500CC)は、グレードによりますが、66万バーツ(@3.2円で210万円)です。
http://www.honda.co.th/th/jazz
同一車種の「FIT」は150万円です。
http://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/
タイの乗用車が高いのは、自動車物品税が異常に高いからです。(ピックアップトラックは安い)
エコカー(マーチなど)=17% E20対応小型車=25% E85対応小型車=22% 小型乗用車=30% 1トンピックアップトラック=3%
昨年度は、マイカー減税(1500cc未満の自動車を初めて購入する場合、物品税を全額還付する制度)が実施され(JAZZの場合、10万Bが還付される)、タイでは史上最高の134万台の販売数となりました。
ワタクシも勉強になります。