井戸木鴻樹プロのメジャー・シニア優勝で もたらすものは？

　　
　いやぁ～　驚きましたねぇ～　凄い！　51歳の井戸木鴻樹プロが、メジャーである全米プロ
シニア選手権で初優勝です！　素晴らしい。　日本のゴルフ界にとって大きな快挙です。

セントルイスのベルライブCC （パー71） は、物凄く難易度が高いそうですからねぇ～　首位を 行く
ケニー・ペリー （米国）が、４ボギーを 叩きスコアを 落とす中、井戸木プロは ６バーディを
奪い逆転し ペリーに２打差を つけ、米国シニア初優勝を メジャータイトルで飾りました！

　

日本人の女子選手では 樋口久子プロが1977年に、全米女子プロ選手権でメジャー優勝していますが
男子選手で日本人がメジャー大会を 制するのは初めてのことです。　アジア人としても初めてですネ。

　この優勝は、シニア選手だけではなく、レギュラー選手にも大きな影響を 与えるでしょうネ。　

以前、167センチの井戸木鴻樹 （いどき・こうき） と一緒にラウンドしたことのある、43歳の藤田
寛之プロは、自身体も小さいので 参考になるから何かを 盗もうと、毎ショットを 見た記憶がある

　

そうですヨ。　体格の不利さを 克服している二人に共通点は、たくさんあるんでしょうねぇ～
他の選手たち、谷口徹・平塚哲二・塚田好宣プロらアラフォー世代に、大きな希望を 投げかけました。

21歳の松山英樹プロも、「日本人が （メジャーで） 勝てないという現実を 破ってくれた。　自分も
続けるように頑張りたい」 とコメントしています。　これからメジャーを 狙う選手たちは勇気を 貰い
励まされますよねぇ～　　同じアメリカにいる石川遼クンは、どんな気持ちでいるでしょう？

　

　先日のマスターズでアダム・スコットが豪州人として初めて優勝して、国としてグランドスリムを
達成したのは、米国・南アフリカ・英国に次ぐ ４カ国目の快挙だそうです。　その合計が下記です。

国名　　　　　マスターズ　全米オープン　全英オープン・全米プロ　　　　合計
米国　　　　　　　57勝　　　　　80勝　　　　　　　41勝　　　　　77勝　　　　　255勝
英国　　　　　　　5勝　　 　　　23勝　　　　　　　72勝　　　　　3勝　　　 　　103勝
南アフリカ　　　 5勝　　　 　　 5勝 　　 　　　　　10勝　　　　2勝　　　　　　22勝
豪州　　　　　　　1勝　　　 　　2勝　　　　　　　　9勝　　　　　4勝　　　　　　16勝

ちなみに、国単位でグランドスラムに王手を かけているのは、アルゼンチンだけだそうですヨ。

　

日本はというと、やっとメジャーで 勝っても 今回の井戸木鴻樹のシニアが初です。　上図を 見ると
レギュラーは途方もなく遠い存在なんですねぇ～　豪州でさえ、追いつくには何十年かかるんだろ？

　松山英樹や石川遼が、早く メジャー出場の常連にならないと 優勝も狙えません。　
　井戸木プロの初優勝で、改めて メジャーで勝つことの難しさを感じます。　　


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