タイでは 招きシャム猫が 出回っているようですよ ・・・

　　
　今年のプミポン国王の “新年の挨拶” では、国民の幸福・成功・繁栄と国家の平穏を 願うと
述べられました。　また 各国民が国益とタイらしさを 重視するよう呼びかけもしておられました。

日本でいう年賀状には、タイ語と英語で 「2014年、明けましておめでとうございます」 と。　そして タイ語で
「幸福と発展を 願います」 と書かれて、枠には小さな笑顔のイラスト多数が散りばめられていますネ。

　
　　 ＜プミポン国王の年賀状・・・　ニュースクリックから＞

中央にスーツ姿の国王が椅子に座り、足下に金色の服を 着た愛犬クントンデーンが、控えている
というもので、ここ何年か いつも 愛犬と一緒の写真が続いているようで、愛情が感じられます。

　タイには、野良犬が多いことでも有名ですが、これは国王の愛犬も野良犬だったことも起因しています。

タイは 犬だけでなく、猫は 「幸運を もたらす」 と言われ、猫を 大切にすることでは タイは 世界でも
有数の愛猫国なんですヨ。　知っていました？　世界の干支でも タイは、兎の代わりに猫が入っています。

　

世界の干支を 覗いて見て下さい。　　　猫が入っているでしょ。　
でもタイ人系中国人は日本と同じだと言われており、諸説がいろいろあるようです。　

日本の十二支・・・ 鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
タ イの十二支・・・ 鼠、牛、虎、猫、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚

国が変われば干支も変わりますが、もう一つタイは 猪の変わりに豚が使われているとも ・・・

　猫と言えば、日本では白猫の “招き猫” が有名で、随所に売られています。　これを 観光客向けの
お土産を 作っている工場の社長が、インターネット上で日本の招き猫を 見かけ、ピンと来るものが

　

あったのでしょう。　タイの猫と言えば 日本ではシャム猫の名で知られる “ウィチアンマート猫” が
縁起を よくするとして知られている為、この猫を 使った “招きシャム猫” を 作っているそうです。　

作り出して５年になるとか。　元々 猫は幸運を もたらす とされていますから、招きシャム猫は
発売当初から人気が殺到し、特に ここ数年は 予約待ちが続いているそうですヨ。　

　　　
＜シャム猫であるウィチアンマート猫・・・＞

工場では、一体 一体を 手作りで、色づ けしている為、現在 一日20体の招きシャム猫しか作れない
と、社長は、嬉しい悲鳴を あげているようです。　何が商売に当たるか、分かりませんよねぇ～

　ここ数年、市内の商店を 中心に、招きシャム猫の置物を 置く店舗が増えていると聞いていますが、
今では 市内に３万体を 超える招きシャム猫が出回っており、招きシャム猫に気づくと、ほとんどの人が
頭を なでていくそうです。　こんな所にも、日本の習慣が入り込みました （苦笑）。　　



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