日本政府による、タイ人に対するビザ免除 (15日間) 措置で ちょっとした騒動が起きましたネ。
日本を 訪れたタイ人は、1月~9月が前年同期比約60%増の30万人近くになり、この勢いは止まらず
続いています。 が、「ビザなしで日本に入国したタイ人約6,000人が帰国していない」 と一部報道され
インターネット上では、来年から 在タイ日本大使館はビザを 発行しないという書き込みが流れました。
今年7月から短期滞在のタイ人に、15日間のビザを 免除してきましたが、これを 利用した不法滞在・
不法就労が横行していると言うのです。 噂が噂を 呼んで、違った方向へ行きそうだったのでしょう。
在タイ日本大使館自ら、「ビザ免除は継続されること、入国審査で必要となる書類などに変更はないこと、
帰国していないタイ人は、6,000人ではなく1,000人ほどであること」 … 等々を 否定していました。
しかし やっぱり と言うか、ここ3カ月や4カ月で 1,000人も不法滞在や不法就労を 出してしまうのは、
ちょっと問題ですよネ。 実は この不法滞在や不法就労について、タナティップ駐日タイ大使は、当初から
懸念していたようです。 ビザ免除を 悪用した不法就労者が、日タイの関係に悪影響を 及ぼすのでは、と。
ビザが免除される7月前から、タイ大使館の担当者は、「タイ人のブローカーが東北部で村長など役人を
抱き込んで法律違反の就労を 斡旋している。 手数料は1人当たり約30万バーツだが、摘発されれば、
それ以上の高額の罰金を 科せられ、強制送還となる」 と、躍起になって警告していたようですもの。
不法滞在や不法就労が増えると、タナティップ駐日タイ大使の立場が 無くなりますからねぇ~
タナティップ大使も、「ビザ免除を 悪用しないでほしい。 不法就労は2国間関係に悪影響を
及ぼし、日本側がビザ免除を 見直すことにもなりかねない」 と、心配していました・・・
タイでは今、円安バーツ高以来 追い風となって、空前の 「日本ブーム」 が続いており、タイ人観光客が
増え続いています。 その上で 実施されたビザの免除ですから、昨年の倍以上になるのは明らかです。
バンコクは、ソーシャルネットワークの一つ、フェイスブックの利用者が、世界一多いことは有名です。
若者はスマートフォンを 通じて情報を やり取りするのが一般的ですが、関心の高いビザ関連の情報が
いったんネット上に投稿されると、瞬時に広がりを 見せます。 そのスピードと規模は日本には無いほど
速いと言われています。 ここに 上述した内容が流れたんですネ、これで大きくなりました。
逆に 在タイ日本大使館や在日タイ大使館も、フェイスブックを 利用した方が速いかもネ。
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帰国してない方が1000人って、
タイ政府から見たら少ないのでしょうか?
折角の特典を自ら無くさないようしないと
多くの善良なタイ人が迷惑しますよ。
帰国しないタイの方の代わりに、
私が今からタイに行ってきます(笑)
また 面白いお話などあれば、ご一報下さいませ。