何かと話題が豊富な日本女子ツアー、昨日の 「サントリーレディース」 で、初優勝を狙った
堀琴音プロ 20歳 は 最終日、2バーディー、5ボギーの 「75」 と崩れ、通算6アンダーで10位で終了。
首位と3 打差以内で最終日を迎えるのは、アマチュア時代を含めて6度目と聞いていましたので、
そろそろと思いきや、過去の5度はすべてオーバーパーを叩いていたとのことですが、今回も 「75」 と
3オーバーでした。 彼女自身、メンタルを鍛錬し、更なるレベルアップが必要と感じたようです。
お姉さんの堀奈津佳プロはツアー2勝していますので、堀琴音プロが勝てば、福嶋晃子・
浩子プロ姉妹に続く史上2組目の “姉妹で優勝” と、騒がれましたが、万事休すでした ・・・
そして もう一人、メディとファンに注目されていたのが有村智恵プロ 28歳 です。 同大会を
日本ツアーの復帰戦として、初日こそ 「67」 として3位タイで飛び出しましたが、その後は1度も
アンダーパーを出せず失速。 トータル2アンダーの24位タイで4日間の競技を終えました。
さらに 有村智恵プロには、他の女子プロから 「特別扱いされている、ちょっとおかしいんじゃないの」
という非難の声が上がっていたといいます。 ここ3年間、米ツアーを主戦場にしていたため、昨季
限りで、国内ツアーのシード権を喪失しており、大会への出場資格はありません。
出場するには主催者の推薦が必要ですが、今大会の主催者推薦枠は20人です。 その判断は主催者が
決めますが、結果 選考会通過8人 (マンデートーナメント) と、推薦枠12人の出場が決まりました。
マンデートーナメントはプロ37人、アマチュア26人の計63 選手で争われ、通過者はプロ4人、
アマチュア4人の計8人という狭き門でした。 12人の推薦枠では、予選を免除されたのは
有村智恵プロだけで 11人はアマチュアでした。 これがおかしい、というわけです。
主催者の中には放送局も名を連ねており、「有村智恵プロの所属先である日本マネジメント会社は
ゴルフ業界でも融通が利くので、コネを利用し特別扱いされている」 ・・・ 云々 と言われています。
トーナメント女子プロは800人前後いますので、確かに レギュラーの試合に出場できる選手は、ほんの
ひと握りです。 日本のシードなんかいらない、と言い 米国に渡った有村智恵プロが出場することで、
他の選手が1人出場できなくなるので、その気持ちは理解できないことはありません。
しかし言語道断ですネ。 今 彼女があるのは、これまでに培ってきた実力 (国内10勝) と人気の
賜物です。 「そんな “やっかみ” を言っている暇があったら、もっと練習して力をつけてシード権を
取るくらいの選手になって、のし上がって来い」 と言いたいですネ。 彼女の背景を忘れています。
有村智恵プロは有村プロで、約3年半ぶりに国内ツアーに主軸を置く上で、最も不安を感じているのが、
米国ツアーとのプレーペースの違いだといいます。 我々も気にするスロープレーの問題です。
長くなりますので明日に続きます ・・・
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3位は、今季、3週連続優勝という偉業を達成したタイのアリヤ・ジュタヌガン(20歳)です。
日本選手は残念ながら蚊帳の外でした。
日本女子ツアーの人気が話題になりますが、残念ながら日本人女子プロの実力は世界水準から遠のくばかりです。
世界の女子プロ界では、上記3選手のほか、韓国のチョン・インジ選手(21歳)など20歳前後の選手が活躍し、日本人女子プロの新星が待たれます。
これからは 今、アマチュアで活躍中の勝みなみ選手らに期待がかかりますね。