ゴルフ界では 2022年度の最優秀選手賞に、今季最多タイ5勝で最年少の年間女王に輝いた
山下美夢有プロ(21)と、男子はアマチュア初のツアー2勝を挙げた蟬川泰果プロ(21)を
選出しました。優秀選手賞はメジャー戦を含め2勝したルーキーの川崎春花プロ(19)でした。
やはり、何と言っても山下プロの活躍は目を見張るものがありました。1988年のツアー制
施行後では、史上最年少となる21歳103日の史上最年少で年間女王を決めたほか、年間平均
ストロークを日本人女子初の60台に乗せ、年間獲得賞金額では史上最多を更新(約2億
3,503万円)する等、記録ラッシュで女子ゴルフ界の「顔」となって引っ張りました。
今年の女子世界ランキングでも山下美夢有プロは、海外でプレーしている笹生優花(31位)・
渋野日向子プロ(43位)らの上の23位に入っています。この順位は日本勢トップの畑岡奈紗
(10位)・古江彩佳プロ(22位)に次ぐ三番手に躍り出ています。国内メジャー2勝を含む
5勝を挙げ、トップテン入り回数が21回もありました。 当然と言えば当然でしたネ。
女子世界ランキングの100位以内に国内日本人選手は、下記の順位で入っています。
山下プロに次ぐのが、西郷真央(29位)、稲見萌寧33位、川崎春花40位、西村優菜44位、
勝みなみ(56位)、吉田優利(66位)、小祝さくら(68位)、上田桃子(72位)、岩井千怜(81位)、
堀琴音(89位)、菅沼菜々(90位)、高橋彩華(93位)、藤田さいき(94位)、菊地絵理香(97位)、
尾関彩美悠(100位)と日本勢はトップ100に20人が入りました。 そうでした、来季は38試合のうち、
19試合が四日間大会となるようですから、世界ランキングへの加算度もより増すでしょうネ。
タ人勢はと言うと、先月 一時的にトップに座りましたが、最終的には3位になったアタヤ・
ティティクル選手(19)を先頭に、パティ・タバタナキット(52位)、アリヤ・ジュタヌガーン
(73位)、モリヤ・ジュタヌガーン(74位)、パジャレー・アナナルカルン(84位)の5人でした。
過日 既報されたように、来季からタイ LPGAの戦績も世界ランキングに加算されることに
なりました。年間10試合ほどですが、タイ国内で頑張っている選手には励みになるでしょう。
<アタヤ選手とリディア・コ選手>
1位 リディア・コ(ニュージーランド)、2位 ネリー・コルダ(米国)、3位 アタヤ選手と、
3位まで僅かの差。米国女子ツアーの開幕戦は1月で、争いが本格化するのは2月末でしょう。
日本国内女子ツアーは3月上旬、韓国女子ツアーも来春、タイ女子ツアー(TLPGA)も
3月が開幕です。来年は、更に選手が育っている TLPGAにも注力したいと思っています。
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