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タイのリタイヤビザも医療保険が300万バーツに!

2021年11月07日 | タイでのロングステイ

 コロナ禍で落ち込んでしまっている今のタイ経済を、様々な施策で回復させたい政府、

海外から訪れる同じ外国人でも、できるだけ裕福な人たちに来てもらいたい、お金を

使ってもらって経済回復に繋げたいという考えが、強まっているように思えます。

 

今年の7月かな、タイ経済の復興手段として外国人富裕層や投資家などを、タイ国に呼び込む

施策として10年ビザの発行と土地購入を許可する案が出ていることがニュースになりました。

 

現在は、多くの外国人にお金を落としてもらおうと、50歳以上の人なら誰でも

最低80万バーツ(約273万円)の預貯金があればリタイヤビザが取れます。毎年

ビザの更新をしなければなりませんが、外国人に とても良いシステムだと思います。

 

ですが 80万円の預貯金が無くとも業者に手数料込みで依頼すれば、ビザは取得可能のよう。

業者はビザ担当者に賄賂を支払うのでしょうネ。 リタイヤビザは80万バーツが有っても

無くとも、50歳以上の外国人は永遠にタイで生活できるというのが、現行の制度です。

 

この長い間のシステムの存在が、タイ政府からすると裏目にでて、お金を落とすというより

今では、むしろタイは生活費を節約したり、自国では生活できない外国人が集まる場所に

なっても来てしまったのかも。またリタイアリービザで働いている人も多く居るようです。

 

そんな中 先月中旬、今後は海外から申請するタイでのロングステイを希望するリタイヤ

ビザの申請に必要な医療保険の補償額が、これまでの40万バーツ以上から、新型コロナ

ウイルス感染症も補償に入る300万バーツ(10万ドル)以上に引き上げられました。

 

タイ国内で取得できるリタイアビザは「ノンイミグラントOビザ」であり、タイ国外で

発行されるリタイアビザは「ノンイミグラントO-Aビザ」と、別なものになります。

 

タイ保健省は「新しい規則は、長期滞在中に病気になった時に、適切な医療を確実に受け

られることを目的にしている」と言っていましたが、本意は別のところにあるのでしょう。

 

同ビザの期間は一年間ですが、40万バーツ(約136万円)から300万バーツ(約1,023万円)に

引き上げられるのは、日本など国外では発行されるビザになります。が、近い将来 タイ国内で

 

取得できるリタイアビザも、医療保険などのように様々な締め付けを行ない、お金を落とさない

外国人には、出て行くようにしたいのでしょうネ。タイ国も住みずらい国になりつつありますヨ。  



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
SINOさんへ (nagaichi)
2021-11-10 10:33:56
この10年で一変してしまいましたね。
詳細な情報とご意見をありがとうございました。
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東南アジアロングステイは冬の時代へ (SINO)
2021-11-07 09:42:20
●「貧乏な外国人はタイに来るな」「タイ国内に金を落とさない外国人は国外追放だ」「タイに来て倹約生活をする外国人は出て行け」・・・タイ政府の本音です。
日本人は倹約が美徳と言う倫理観念がありますが、タイ国にとっては「外国人が倹約するのは悪徳だ」ということです。
タイ政府は、外国人に対し、タイ人のアッパーミドルクラス以上の生活費(月25万円?)を使うように奨励しています。
既に、シンガポールでは数億円の投資をしないと滞在ビザが出ず、マレーシアでは10月からビザ要件が改訂され、月収が100万円以上でないと、リタイアビザが出なくなりました。
次はタイの出番になりました。
タイ国内で取得するリタイアメントビザ(NONーO)にも、海外(自国)で取得する(NONーOA)に必須となった医療保険(300万B)が義務付けられる日が近くなってきました。
日本の海外旅行保険の加入年齢は上限が69歳であり、70歳以上になると、保険会社と個別交渉になります。
タイの保険会社でも、300万B補償の医療保険の保険料は高いです。年齢によりますが、70歳を超えると、年間保険料が30万円~80万円になります。
マレーシアではビザ要件の改悪で、来年以降、日本人のロングステイヤーの日本(?)への大量帰国者が発生しますが、「NONーO」に医療保険が義務付けられると、同じように大量帰国ラッシュが予想されます。
フィリピンなど、まだビザのハードルが低い国もありますが、いずれ、高くなっていくことでしょう。
●知人は、現在は「NONーO」ですが、医療保険が義務付けられたら、医療保険が必須ではないタイランドエリートを買う予定です。
<スペリオリテイ・エックステンション>の場合、100万B(350万円)の入会金(年会費は無料)で、20年間の滞在が可能ですから、1年あたりのコストは5万B(17万円)になります。
入門編として<イージーアクセス>の場合は、入会金が60万B(210万円)で、5年間の滞在が可能です。
最初に<イージーアクセス>に入って、5年後に40万Bを払うと<スペリオリテイ・エックステンション>に切り替えができます。
https://thailandelite.info/
ただ、知人が懸念しているのは、タイランドエリートに医療保険が強制化されないのか?ということです。
タイランドエリートに医療保険が必須になったら、リタイアメントビザの方がコスト面ではお得になりますが・・・将来はまだ読めません。
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