日本でタイの食品や調味料が売れている、って！

　　
　時代は変わりましたネ。日本でタイの食品・スナック菓子・調味料の新発売が相次いでいるようです。

これも日本人の訪タイ者数の増大、「エスニック料理」の拡大、それにインターネットでの情報入手が
容易になったことで知られ、商品が広まっているんでしょうネ。そして意外と美味しいらしいですヨ。

　

湖池屋は今年３月から販売している「エキゾチップス トムヤムクン味」のスリムタイプとして、本格的
タイ料理風ポテトチップス「エキゾチップス トムヤムクン味 スティックタイプ」を６日から全国発売。

　日清食品は、カップヌードルの大ヒット商品「トムヤムクンヌードル」の第二弾「リゾットタイプ」を
出しており、タイのマッサマンカレーの３商品も６日に新発売。タイ食品の輸入販売を手掛けるアライド
コーポレーション社が「タイの台所」シリーズの「パクチー チリドレッシング」を今月中に発売すると …

　
　＜パクチー チリドレッシング…＞

昨年に販売開始した「パクチードレッシング」の第２弾で、辛口を求める消費者のニーズに応えるとか。
パクチー効能などの 当ブログでも 書いたばかりですが、菓子やヌードルと違って これは良いかも知れません。

第一弾のパクチードレッシング、一時は供給が追い付かず販売を停止していたようですが、今年は前年比
４倍以上の販売を見込むと、販売促進部の担当者の鼻息は荒いようですヨ。「30～40代の女性を中心に
エスニック料理が一般化してきている」と言っているようですが、そこまで行っていますかねぇ～

　確かに日本国内でもタイ料理店も増えて、タイ料理に親しむ人は増えており、ココナツオイルやつまみ向け
缶詰商品など、タイに限らずエスニック料理全体の調味料や食品の売れ行きが好調だという話は聞きます。

　
　　　＜同社のタイ料理店ワン ディッシュ タイ…＞
　
アライドコーポレーション社の今年の日本における売上高は、前年比６割増の32億円と見込んでいるとか。
1987年にタイ食品の輸入販売を開始し、今では東京にタイ料理専門店の運営なども手掛けています。

同社の氏家勇祐社長は「日本人がタイ料理を動かしてほしい」とタイ料理の一般化を掲げ、タイの
レシピや食材を紹介した「タイ食材図鑑」も、12年に発行していますネ。日本人プロデュースの
タイ料理を世界中に広めるのが最終的な目標としているといいます。

　
　
　以前は タイの会社から食材など輸入していましたが、食の安全という観点からタイに支店を持つ
重要性を感じ、約15年前に 生産基地としてバンコク・フード・システム社を立ち上げた、と

いいますから、芯からタイ料理を愛して止まない人なんでしょう。　それもそのはず、氏家社長の
お母さんは、今度七冊目のタイ料理本を出している “タイ料理研究家” 氏家アマラー昭子さんです。　

　　　
＜氏家勇祐社長と氏家アマラー昭子さん…＞

氏家社長さんの良きアドバイザーであり、タイ料理の第一人者と聞いています。ですので、日清食品や
湖池屋などの大手メーカーとは、ちょっと色合いが違いますネ。　まぁ～　こんな方々の長い努力が
今のタイ食品の隆盛に繋がっているんでしょう。　パクチー チリドレッシング、今度買ってみます。