タイのキャディさん、決して楽な仕事ではありません。その日その日の肉体労働者です。
キャディさんは、病気にでもなったら無報酬になってしまいます。お客にお世辞も言い、時には
怒鳴られ、暑さも手伝い歩き疲れ ・・・ キャディさんの仕事は 決して良いとは思えませんよネ。
<何かと気苦労が多いキャディさんです…>
工場でエアコンの効いた単純労働で、8時間働いた方が気を遣わず良いようです。一日の最低賃金も
落ち着いてきましたしネ。そんな事情もあり、最近はキャディのなり手が、少なくなっているようです。
そんな中、ゴルフをするキャディさんが楽しみにしているイベントが ・・・ それは、各ゴルフ場が手を
組んで、毎年行なわれる “キャディの為のゴルフコンペ” です。ご存知でした? 今年で7回目になります。
<毎年 100人以上のキャディさん達が集結…>
スタートした2009年に、タイ政府観光庁(TAT)が「東アジアからゴルフ愛好家を誘致する観光計画の
一環」として、キャディさんにもプレーする素晴らしさを知って貰おうと、TATが各ゴルフ場に協力を
呼びかけて実現した、ユニークで なかなか粋な はからい をするゴルフ・コンペです。
当初は、「TAT キャディ チャンピオンシップ」と、TATの冠がついていましたが、現在のスポンサーは、
シンハビールのシンハ コーポレーション社ですので、名称は「シンハ アメージング タイランド キャディ
チャンピオンシップ 2015」となって、5月6日からスタートしています。
<プラハCCのマイクさんが音頭取り…>
各予選会場と日程は下記となっていますが、ゴルフをしないキャディさんも友人の応援に駆けつけるとか。
7月13日 (月曜) プレゼントバレー (チョンブリ)
7月27日 (月曜) シーピング ゴルフ コース (ホアヒン)
8月10日 (月曜) サイアムCC ウオーターサイド(チョンブリ)
<予選を通過したキャディさん5人…>
そして勝ち残ったキャディさん達の決勝大会は、9月14日(月曜)に サイアムCCのプランテーションで
行なわれます。 参加資格としては、タイのゴルフ場に勤務するキャディさんで、参加費は350バーツ。
別途キャディフィーは かかりますが、グリーンフィは無料です。 ゴルフ場が休みの月曜日に開催。
タイ全国のキャディさんで優勝者を争う大会ですが、予選会には毎回 多くのキャディさんが参戦するそうです。
一度 観戦したことがありますが、決勝大会なんか、シングルクラスのキャディさんもいて、結構 見ごたえある
コンペですヨ。優勝者には海外旅行などが用意され、キャディさん達の大きな楽しみにもなっているようです。
<予選のスタート前に ハイ! チーズ!…>
素晴らしい企画です。キャディさん達は いつもゴルファーの縁の下の力持ちで、時には怒鳴られながら、
毎日 暑い日々をゴルフバックを引いて、頑張ってくれています。キャディさん達が主役になる、こんな
ゴルフ大会があってもいいな~と思います。読者が知っている、お世話になっているキャディさんが、
出場しているかも知れませんヨ。 一度 みんなで応援に行きましょうか ・・・
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
タイは賃金の安定?からキャディさんのようなきつい仕事を敬遠しているのですか?
だとしますと、先々は日本のように全くのセルフプレイも有り得るのでしょうかね。
タイのゴルフ場でキャディさんの居ないセルフプレイ・・・・
想像つきません。
ところで管理人さん、
先日ホールインワンにあと10センチまでの惜しいショットありましたよ。
年内にはご報告したいものです。
私の方は6月18日にブラパでプレーしてきました。相変わらず手入れの行き届いたクオリティの高いコースでした。
今回、ロッカールーム内で、「ゴルフのできる女性キャディ」という貼り紙を見つけたのでお知らせします。そこには、10名弱のキャディさんの顔写真と氏名、背番号、年齢、勤続年数、ハンディキャップ、シンハーのキャディトーナメント優勝回数が記載されていました。同伴プレーヤーとしての指名に、またはキャディとしての指名に、「どうぞ参考にして下さい」という趣旨のようでした。お書きのように、ブラパはキャディのゴルフを奨励していますし、キャディたちもお向かいのレムチャバンには特に強い対抗意識を持っているようです。
さて、ここからが面白いのですが、当日私が予約しておいたお友達のキャディもこの中の一人でして、カートを運転してもらいながら話を振ってみました。
「○○ちゃん、ロッカーに写真付きで出てたよ。優勝歴もね。」
「えー、そうなの。恥ずかしいわ。」
「でね、△△歳って書いてあったんだけど、フフフ・・・」
「もう、性格悪いわね。知らない!」
ということで、掲載情報はある程度時間を経たものなので、ご指名の際にはご注意を!(笑)
キャディさんとのコミュニケーションも完璧ですね!!
またご一緒させてください。