タイも ようやく 女性と子供が守られるシステムが ・・・

　　
　日本で 女性専用車両が走るようになったのは、いつ頃でしたかねぇ～　

サラリーマン時代に 慌てて飛び込み乗車を したら、その車両は 女性専用だった、なんてことが
ありましたねぇ～　こういうものは、電車に端に設置するな、なんて思ったものです （苦笑）。

　

　ここのところ、タイでも “女性専用” というものが目立ってきました。　昨日の 「母の日」 の８月
12日からスワンナプーム国際空港の駐車場ビル３ 階に、女性専用の駐車スペース 「Lady Parking
zone （レディー・パーキングゾーン）」 を 正式にオープンしたようです ・・・

国内の国際空港を 運営するタイ空港会社 （AOT） が スタートさせましたが、収容台数は450台で、
改修費20万バーツを かけて、同フロアの壁や柱を 分かりやすくピンク色に塗装し、今まで暗がりに
なっていたコーナーに照明を 増設するようです。　駐車料金は一般ゾーンと同額で１時間25バーツ。

　
＜スワンナプーム国際空港での女性専用駐車場がオープン…＞

これは女性にとって、嬉しいことでしょうネ。　この駐車場が造られた理由は、暗い駐車場で発生した
女性への暴力事件が発端でした。　スタッフも警備員も、24時間 女性を 配置するようですからネ。

ここに男がいたら、まず 怪しがられますからネ。　同駐車場は女性と12歳以下の子どもに限定し
安全と安心を 24時間 確保し、７日から試験的に行なっており 利用者からも好評だそうですヨ。

AOTでは、現在 チェンマイ・チェンライ・プーケット・ハジャイの主要地方空港でも女性専用スペースを
オープン し、10月にはドンムアン国際空港の７階にも、200台分を 開設予定するとのことです。

　

　既報されていますので ご存知でしょうが、女性専用は 既に タイ国鉄 （SRT） でも、女性専用車両を
運行しています。　この導入も、はやり乗務員による少女暴行・殺人事件を 受けてのものでしたネ。

実は、タイ国鉄は2002年からバンコク～チェンマイ間の寝台急行列車に、女性専用車両を 一部投入して
いましたが、今回の事件で、全路線に 女性専用車両を 導入すると聞いています。

　このような女性専用を 導入する前に、“乗務員の教育や大人のモラルを 訴えろ” と、偉そうに
言いたいところでですが、日本の女性専用車両だって、車内における痴漢行為や迷惑行為が社会問題
として大きく取り上げられ、完全な犯罪として意識されるようになって、導入されていますからネ。

　

両国とも、このような状況を 背景に、女性が安心して乗車できることを 目的として、女性専用を
謳った車両が導入され始めたことになります。　男性どもは、素直に従うしかありませんヨ。

　これを 機会にSRTでは、８月１日から、女性と子どもの専用車両 「Lady Bogie （レディー・ボギー）」 を
長距離路線のエアコン付き寝台車両として導入しています。　女性専用車両のスタッフ・鉄道ポリス・

　
　　＜タイの女性と子どもの専用車両、これで安心です…＞

清掃・ベッドメーキング・食事の配膳など、全て女性だけでサービスを 提供しています。
ピンク色の車両には一目で 「女性専用」 だと分かるように案内も掲示しています。

　車内は女性や子どもが快適に過ごせるようになっているようですヨ。　タイも ようやく 女性や
子どもが安心して生活できるようなシステムが構築されつつあるのかな ・・・　　



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