5月末かな、東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で、タイから来た国内最高齢の
アジア象 「はな子」 が亡くなったと報道されていました。 推定69歳で老衰でした。
翌日から象舎の前では多くの人が訪れ、献花やメッセージが贈られていましたネ。
<花子を何千万人が、何億人かな? 会ったでしょうね>
タイで生まれ2歳半のタイ名 「カチャー」 は、1949年8月22日にタイを発ち、9月2日に神戸港に
着き、4日に恩賜上野動物園に到着しました。 それ以来 約 67年間、日本人に愛され続けました。
当時、元タイ国軍事顧問で実業家のソムアン・サラサス氏が、「戦争で傷ついた子どもたちの心を
いやそう」 と私財を投じて発起人となり、日本に贈られた象です。 名前も花子に変わりました。
さてタイでは、こんな象の懐かしい美談話が、西日本新聞に掲載されていました ・・・
2004年12月26日のスマトラ沖地震で、津波から少女の命を救った象の話です。
<当時のニンノンではありませんが ・・・>
当時は4歳のメスでニンノンと名付けられた子象は、海の異変を察知し、背中に1人の英国人
少女 (アンバーちゃん 8歳) を乗せたまま海岸から高台に疾走し、命を救ったのでした。
当時のことを当ブログでも書きましたが、こんなことがあるのか、と誰もが世界中で驚きました。
世界の津波災害の中でも最悪規模といわれるスマトラ沖地震でした。 インドネシアやタイなどを
襲い、インド洋沿岸諸国の死者・行方不明者は22万人を超え、日本人も犠牲になりましたよネ。
家族旅行でプーケットを訪れていたアンバー・オーウェンさん (現在20歳) は、ホテルにいた
子象のニンノンに、毎朝 バナナを与え、背中に乗って海岸沿いを散策するのが大好きでした。
その日、漁民が魚を捕りに海に向かっているのを尻目に、海水が急に引いていくのに気づいたそうです。
危険が迫っていると感じたのか、ニンノンは動揺しながら陸地に向かって全力で走り始めました。
ニンノンはプーケット島の小高い丘に小さな塀の壁を見つけると、その後ろに体を押し込み、
強烈な波の力に耐えたといいいます。 背中に乗っていたアンバーさんも、奇跡的に助かりました。
象は本能的に危険を察知する能力が高く、台風が近づいたり高波が押し寄せそうになると、耳を広げたり、
尻尾を激しく振ったりするんですってネ。 動物で自殺するのは、人間と象だけと聞いたこともあります。
命を救った不思議な象の話、長くなりますので 明日に続きます ・・・
アジア象 「はな子」 が亡くなったと報道されていました。 推定69歳で老衰でした。
翌日から象舎の前では多くの人が訪れ、献花やメッセージが贈られていましたネ。
<花子を何千万人が、何億人かな? 会ったでしょうね>
タイで生まれ2歳半のタイ名 「カチャー」 は、1949年8月22日にタイを発ち、9月2日に神戸港に
着き、4日に恩賜上野動物園に到着しました。 それ以来 約 67年間、日本人に愛され続けました。
当時、元タイ国軍事顧問で実業家のソムアン・サラサス氏が、「戦争で傷ついた子どもたちの心を
いやそう」 と私財を投じて発起人となり、日本に贈られた象です。 名前も花子に変わりました。
さてタイでは、こんな象の懐かしい美談話が、西日本新聞に掲載されていました ・・・
2004年12月26日のスマトラ沖地震で、津波から少女の命を救った象の話です。
<当時のニンノンではありませんが ・・・>
当時は4歳のメスでニンノンと名付けられた子象は、海の異変を察知し、背中に1人の英国人
少女 (アンバーちゃん 8歳) を乗せたまま海岸から高台に疾走し、命を救ったのでした。
当時のことを当ブログでも書きましたが、こんなことがあるのか、と誰もが世界中で驚きました。
世界の津波災害の中でも最悪規模といわれるスマトラ沖地震でした。 インドネシアやタイなどを
襲い、インド洋沿岸諸国の死者・行方不明者は22万人を超え、日本人も犠牲になりましたよネ。
家族旅行でプーケットを訪れていたアンバー・オーウェンさん (現在20歳) は、ホテルにいた
子象のニンノンに、毎朝 バナナを与え、背中に乗って海岸沿いを散策するのが大好きでした。
その日、漁民が魚を捕りに海に向かっているのを尻目に、海水が急に引いていくのに気づいたそうです。
危険が迫っていると感じたのか、ニンノンは動揺しながら陸地に向かって全力で走り始めました。
ニンノンはプーケット島の小高い丘に小さな塀の壁を見つけると、その後ろに体を押し込み、
強烈な波の力に耐えたといいいます。 背中に乗っていたアンバーさんも、奇跡的に助かりました。
象は本能的に危険を察知する能力が高く、台風が近づいたり高波が押し寄せそうになると、耳を広げたり、
尻尾を激しく振ったりするんですってネ。 動物で自殺するのは、人間と象だけと聞いたこともあります。
命を救った不思議な象の話、長くなりますので 明日に続きます ・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます