松山英樹プロの “リオ五輪辞退” が、正式に発表されて、益々 リオ五輪ゴルフの興味が薄れて
しまいましたネ。 出たい、出場したいと叫んでいる日本人選手が安っぽく見えてきました。
すでに世界ランク1位のジェイソン・デイ選手(豪州)、同ランク4位のローリー・マキロイ選手
(北アイルランド)、アダム・スコット選手(豪州)、そうそう、4月のマスターズ覇者であるダニー・
ウィレット選手(英国)、ビジェイ・シン選手(フィジー)、シャール・シュワーツェル選手
(南アフリカ) らが、ジカ熱や治安の心配、或いは 過密日程を理由に出場辞退を発表しています。
せっかく112年ぶりに五輪に復活したゴルフ競技なのに、とても残念で暗雲さえ立ち込めてきました。
スコット選手はかなり以前から辞退を表明しており、かなり自国でもブーイングを貰っていましたが、
こうして上位の選手が辞退してくると、一番 ホッとしているのはアダム・スコット選手かも知れません。
<リオ五輪のコース・レセルバ・マラペンディGC>
国の代表という名誉やゴルフ自体よりも、自分や家族の体や健康のほうが大事であり優先されるのは
理解できますよネ。 ジカ熱の感染リスクは低いとされていますが、ゼロとは誰もが言い切れません。
ジカ熱が辞退に繋がったというのであれば、非常に不運なことと思わざるを得ません。
ですが、本音はジカ熱を理由に別なところにありそうです。 リオ五輪の直後に米国ツアーのプレーオフ
(フェデックス杯) があり、優勝すれば約10億円をゲットできます。 賞金もそうですが、金メダルと4大
大会優勝のどちらに価値があるかと言えば、100人中100人が4大大会と答えるといいます。金メダリストには
4大大会の出場権を与えられると言っても、メリットを感じるのは下位の選手でしょうからネ。
出場理由があるとしたら愛国心でしょうかネ。 女子世界ランク4位のレキシー・トンプソン選手は
「国を代表して戦う意義は大きい。 自分の中ではメジャーより五輪の方が上」 というプロもいます。
或いは大山志保プロのように 「一番大きな大会であり、日の丸を背負って戦う姿に憧れてきた」 と ・・・
女子は、男子に比べて注目度も賞金額も格段に劣ることもあって、五輪は魅力的に映るんでしょうか。
ジカ熱を本当に心配するのであれば女性の方でしょう。 ジカ熱の恐怖は妊婦が感染すると、
お腹の中の赤ちゃんに致命的な障害が発生する可能性があるということですよネ。 リオ五輪で
ジカ熱が怖い、と言って辞退しまくっているのは男子プロばかりです。 摩訶不思議です。
松山英樹プロの場合は、本当に虫アレルギーがあるらしく実際、プロ1年目の2013年11月の 「ダンロップ
フェニックス」 で、虫に顔を刺されて、右頬のあたりが大きく腫れるアクシデントに見舞われたり、今年
6月の米メジャー第2戦 「全米オープン」 では、右腕を虫に刺されて腫れたことから黒いテーピングを
巻き、腫れを抑えながらプレーしていたことがありました。 彼だけは本当にジカ熱が不安なのでしょう。
ゴルフファンにとっては、リオ五輪の楽しみが半減しているのは事実ですネ。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます