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ブラック、過労死…どう向き合う 大津で働き方シンポ

2017-09-10 | 労働ニュース
労働問題の専門家や労働組合、弁護士などでつくる「淡海働き方研究会」(事務局・琵琶湖ユニオン)が9日、大津市のコラボ滋賀21で初のシンポジウムを開いた。約30人が参加し、過労死やブラック企業問題などの事例報告を行い、対応策を話しあった。
 ブラック企業アナリストの新田龍さんが「私たちの働き方はなぜ変わらないのか」と題して講演。滋賀県に多い日系人労働者の雇用問題や過重・パワハラ勤務に直面した当事者が体験談を語った。
 特定社会保険労務士の飯塚盛康さんは、女性若手社員が自殺した電通事件や「うつ病になって一人前」と言われる会社で起きた過労自殺問題を紹介。過重労働に苦しむのになぜ辞めないのかという問いに対し、新田さんは「うつ状態になると判断力が鈍り、正常な判断ができなくなる」と話し、過労死や過労自殺が表面化するのは労災に認定された一部で、親が表沙汰にしないケースが多いと指摘した。
 大阪弁護士会の今村貞志弁護士は、労働法規を知らないがゆえに残業代を払わないといった経営者があまりに多い実態を続きはコチラ・・・
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