名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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「警察一家」の息子が拳銃で自殺 両親が「愛知県警内のパワハラが原因」と提訴

2013-10-31 | 労働ニュース
2010年11月、愛知県警巡査の米山雄司さん(当時24)が拳銃自殺した。両親の洋司さん(愛知県警警部補、59)と洋子さん(58)は今年8月、雄司さんの自殺は上司によるパワハラや暴力が原因だとして、愛知県警を所轄する愛知県に損害賠償を求める裁判を起こした。両親が子どもを失った悲しみ、無念さを本誌だけに語った。

 祖父も父親も警察官。母親も交通巡視員や少年補導職員として警察に勤めていた。「警察一家」で育った雄司さんが警察官を志したのは自然な流れだった。高校卒業後の05年4月に愛知県警に採用され、警察学校に入校した。

「警察学校の教官から『お前は警察官不適格者だ』と言われ続け、反省文ばかり書かされていました。コピーをとる際に原紙をコピー機に忘れたとか、走るのが遅いといったことが理由でした。教官から『指導』という名のいじめを受けていたんです。それでも私たちに心配をかけまいと思ったのでしょう、週末に自宅に帰っても学校のことは何も話さず、精神的にも相当参っているようでした」(洋司さん)

 雄司さんは卒業前の05年9月に辞職した。しかし、それでも警察官の夢をあきらめきれなかった。06年4月、大学に進学し直し、卒業後の10年4月、再び愛知県警に採用された。

「一度辞めていたので、2度目のときは、私もあえて『警察官になれ』とは言わなかったんです。それでも雄司は『やる』と」(洋司さん)

「心に悔いがあったんでしょうね。1度目のとき、警察学校を卒業する姿を私に見せることができなくて、『悪いね』と謝っていましたから。でも、2度目の警察学校では、教官に恵まれたんだなと思いました。表情も生き生きしていました。迎えの車の中でも教官のまねをしたり、学校であったことを話してくれたりしました。そして、卒業式の日。私たちに向かって『どうだ』とばかりに胸を張っていました。それから約2カ月後に、まさか、こんなことになるなんて……。悔しいです」(洋子さん)

※週刊朝日 2013年11月8日号
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20代の24%、勤め先「ブラック企業」 連合総研調査

2013-10-31 | 労働ニュース
20代会社員の4人に1人は「うちの会社はブラック企業」と認識――。連合系の調査機関「連合総研」は31日、パワーハラスメントや長時間労働など労働環境が劣悪な「ブラック企業」に関するアンケート調査で、20代社員の24%が勤め先がブラック企業にあたると思っているとの結果を発表した。同総研は「若い社員ほど長時間労働などに厳しい目を向けている」とみている。

 調査は10月上旬、首都圏と関西圏で20~64歳の民間企業に勤める会社員2千人を対象にアンケート形式で行われた。

 調査によると、勤め先がブラック企業にあたると思うと答えた人の割合は全体の17%に上った。20代(24%)が最も高く、30代(21%)、40代(15%)と年代が高くなるほど低くなった。

 「過去1年間に職場で違法状態があったか」との質問に対し、全体の29%が「ある」と回答。具体的には「残業代の未払い」(19%)が最も多く挙げられ、「有給休暇を取れない」(14%)などが続いた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG3104A_R31C13A0CR8000/
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JTショック

2013-10-31 | 労働ニュース
日本たばこ産業(JT)が国内4工場の閉鎖などを決めたことを受け、対象となる工場や事業所を抱える自治体では「ショックは大きい」(岡山市)など、地元経済への影響を懸念する声が広がった。工場が閉鎖されれば、雇用の喪失や法人税収の減少に直面するため、地元にとって「大きな痛手」(福島県庁関係者)となるのは不可避。従業員の雇用対策などをJTに求める構えだ。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20131030-00000150-jijnb_st-nb
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県労働委 解雇撤回を命令 運送会社従業員2人

2013-10-30 | 労働ニュース
県労働委員会は二十九日、労働組合への加入を理由に従業員二人を懲戒解雇したトラック運送会社「サントス」(東京都多摩市)に対し、解雇は不当労働行為に当たるとして、二人の解雇を取り消し、解雇中の賃金を支払うことなどを命じた。二人が加入する「全国一般労働組合全国協議会神奈川」の申し立てを全面的に認めた。

 解雇されたのは、運転手だった森博文さん(55)=川崎市=と田辺ゆかりさん(49)=東京都昭島市。長時間労働や残業代不払いなどの労働条件の改善のため、森さんは昨年一月、労組に加入。同三月には田辺さんら三人も加わり、分会が結成された。直後、会社は森さんと田辺さんに自宅待機を命令し、同四月、二人を懲戒解雇した。

 サントスへの命令書では、二人が労組に加入後間もなく解雇し、労組との団体交渉に応じていないと指摘。自宅待機や懲戒解雇は「二人を会社から排除し、分会の弱体化を図ったもので不当労働行為に当たる」とした。

 横浜市内で会見した田辺さんは「何の話し合いもなく急に解雇され、納得できなかった。良い結果でほっとしている」と話した。

 労組は、解雇撤回に向けて会社側に団体交渉を申し入れている。田辺さんは「会社がどのような対応を取るか不安はあるが、負けないで頑張りたい」と意欲を示していた。 (杉原麻央)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20131030/CK2013103002000143.html
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市職員が提訴…2百時間残業・女性上司パワハラ

2013-10-30 | 労働ニュース
長時間労働や上司からのパワハラが原因でうつ病を発症し、休職を余儀なくされたとして、東京都多摩市職員の男性(46)が29日、同市と上司を相手取り、休職しなかった場合の給与との差額や慰謝料など計約8800万円を求める訴訟を地裁立川支部に起こした。

訴状によると、男性は1993年に同市役所に就職して以降、財団法人や課税課、図書館などで勤務。その間、月218時間に及ぶ時間外労働が原因でうつ病を発症したほか、女性上司から過度の叱責や無視といったパワハラを受けたことで症状を悪化させ、休職を繰り返した、としている。男性は現在、6回目の休職中。

 多摩市人事課は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。

(2013年10月30日10時41分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131030-OYT1T00314.htm
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