実は、2人の対立が激しくなるにつれて、勝久氏のワンマンぶりは激しさを増していった。自分の言うことに逆らったり、久美子派と見なした幹部社員は、毎日のように激しい言葉の暴力に晒されるようになったという。そのパワハラぶりは半端ではなく、実際に心身症になったり、追い詰められて会社を去った人もいる。
今でも社員はまったく勝久氏には逆らえない。久美子氏が社長に復帰したといっても、勝久氏が会長にとどまる限り、社員は会長の言うことを聞く。それぐらい会長を「恐れている」というのである。勝久氏が実質的に引退して社長である久美子氏が全権を握ったことが明らかにならなければ、社員は怖くて久美子氏の言うことを聞けない。再度久美子氏が失脚すれば、久美子氏に協力的だった社員がパワハラの対象になるのは明らかだからだ。
●久美子社長の心配
久美子氏がしきりに「コーポレートガバナンス(
Business Journal > 企業・業界 > 大塚家具、ワンマン会長パワハラ嵐
大塚家具、ワンマン会長のパワハラの嵐 病気や退職する社員続出、イメージ悪化で死活問題
今でも社員はまったく勝久氏には逆らえない。久美子氏が社長に復帰したといっても、勝久氏が会長にとどまる限り、社員は会長の言うことを聞く。それぐらい会長を「恐れている」というのである。勝久氏が実質的に引退して社長である久美子氏が全権を握ったことが明らかにならなければ、社員は怖くて久美子氏の言うことを聞けない。再度久美子氏が失脚すれば、久美子氏に協力的だった社員がパワハラの対象になるのは明らかだからだ。
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