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個性を認めない日本企業、いじめもありつらい社会だ=台湾メディア

2013-10-12 | 労働ニュース
10月7日に日本のメガヒットドラマ、『半沢直樹』の放送がスタートした台湾。その影響もあり「日本企業で生きていくのはつらい」と、台湾メディアが報道した。

  台湾のテレビ局「TVBS」は、「日本企業で生きる難しさは、『半沢直樹』を見ればわかる」とし、「階級意識がはっきりしており、排他性も強い。部下は上司に反抗できず、職場のいじめ問題も深刻化しているようだ。会社でいじめられ仕事に恐怖心を抱いた若者が、ホームレスになった話もある」と報道した。

  続けて「ダークな職場を描いた『ショム二』というドラマもある」ということで、「OLの墓場と呼ばれる部署のOLが団結し、社内の悪に対抗する」と紹介。「だが現実離れ」と述べ、ベルギーの女性作家が、日本企業で就業した体験を小説と映画にし、「日本企業は怪物のよう。上司が威張り部下が震える上下関係に西洋人は順応できず、最後にはトイレ清掃員になった」という人生が描かれたことを強調。個人が重要視されない日本社会が不思議に映るらしく、「朝から夜まで働き、出る杭は打たれる。個性無くプレッシャーの中で働く日本のサラリーマンの背中は、低く小さく見える」と締めくくった。

  この報道が指すベルギーの女性作家とはアメリー・ノートンで、自身が1年間働いた日本の大手商社での体験を元につづったとされているのが、1999年発表の小説「畏れ慄いて」。フランスではベストセラーになり、受賞も果たした話題作で、2003年には映画化された。小説を読んだり、映画を見た日本人からは批判的な感想が多く集まったようだ。

  『半沢直樹』や『ショムニ』を視聴するのは、台湾では若い世代が中心になるだろうが、日本の企業体質が浮き彫りになったと感じ、嫌悪感を抱く人々が現れるのだろうか。日本社会を知らず日本での就業経験もない台湾の人々は、ドラマの内容をストレートに受け取る可能性もありそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1013&f=national_1013_003.shtml
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