写真と文章で楽しむ小さな小さなギャラリー

折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

22-07 マリウポリ陥落 2000年栄華のタイムカプセル ポンペイ展その1

2022-05-21 12:02:38 | 身近な写真

 五月晴れで心ウキウキの季節 だけどマスクがうっとうしい 

バラ愛好家のミニバラ園が満開 そして遊歩道で桔梗草(ききょうそう)が咲きだした 桔梗草はアメリカ原産の野草だが最近見られるようになった新顔だ

散歩道にあるミニバラ園 見事な満開

 

 ロシア軍のウクライナ侵攻で戦闘情報の内容と共に気になるのがゼレンスキー大統領の健康だ。毎日の激務、要人との会談、オンライン国際会議・・重圧に心の休まる暇もないと推測するが(ひげは伸び放題?)

食事、睡眠、気分転換はどのようにしているのか? そして「マウリポリ任務終了」宣言  ロシアが完全掌握のニュース アゾフタリ製鉄所からロシアに移送された人たちはどのように? 一方で東部2州では今も激戦続く

 私の関心は北欧 フィンランド、スウェーデンがNATO加盟申請問題 

ロシアと1300kmにわたり国境を接するフィンランドはロシアに配慮してNATOに入らず200年「中立」を貫いた ウクライナ侵攻後国民にロシアへの危機感が高まりNATO加盟申請、隣国スウェーデンも  トルコがNATO加盟反対表明(フィンランド 、スウェーデンがクルド人を保護) 今後欧州が不安定化する気配  ロシアの対抗措置も伝わる

 ウクライナの次はモルドバが侵攻標的か?(ウクライナの西に位置する小国 人口260万人、ルーマニア系モルドバ人、面積3万4千平方キロ=九州程度、ワイン作りが有名)・・・ロシアの挑発行為が行われる(ウクライナ国防省情報)=親ロシア人住宅域の建物が破壊され、それを理由にロシア軍が侵攻する?(新聞報道から)

暗いニュースが一日でも早くなくなることを願いつつ

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 新型コロナウイルス感染が小康状態 東京都で3000人台、埼玉県で2000人台  新品種XE(BA1、BA2ミックス)が出てきた  他に仙台でXEと違った世界で初めての新型が確認されたニュースも 

 コロナ死者(5/12付け) 米100万人 ブラジル66万人、インド52万・・・日本3.2万人  世界累計628万人越え 米大リーグの野球観戦者にマスク着用は見当たらない! 日本でもマスク着用不要(野外で会話なし)の政府見解が出てきた

 北朝鮮のコロナウイルス感染問題がクローズアップ 原因不明の熱病(コロナ感染?)感染者224万人(人口2600万人の1割弱)との報道も

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今回の写真ギャラリーは 「2000年栄華のタイムカプセル ポンペイ展」(東京国立博物館)から その1

 

ポンペイ展」を観た ポンペイ展は2回目(前回は2016年) 今回はポンペイの裕福な豪邸から掘り出されたクオリティの高い遺品が多く見応えのある内容だ

3/9 上野公園から東博(東京国立博物館)を望む 春の日差しを浴びて池の周りのベンチに大勢の高校生(修学旅行か)が集う

よく見るとラジオ体操をする集団あり 平和な光景!!

東博平成館 前庭の池からエントランス 入場制限もあり長蛇の列はない

ここから 展示品始まる

バックス(ディオニュソス)とヴェスヴィオ山 フレスコ画 紀元69年の噴火以前のヴェスヴィオ山を描く貴重な資料 バックス神が左側に 鳥が飛び回る ヴェスヴィオ山の全景が真ん中に 下方には草むらに大蛇がのたうち回っている 極彩色のフレスコ画 古代ギリシャ、ローマでは蛇は 神・不死の象徴だった 

紀元69年 ヴェスヴィオ山噴火のCG動画の一画面 高速火砕流が豪邸を襲ってきた 中庭にはブロンズ像が置かれ いかにも優雅な生活ぶりを想像させる

火砕流に埋まった女性犠牲者の石膏像 逃げる暇なく火砕流に飲み込まれたリアルな姿 2000年の時を超えて日本にお目見えした

火山灰(凝灰岩)にはまり込んだ片手鍋 ブロンズ製 2000年前に片手鍋が実用化されていたことに感動 形も現在に通用する 食材は今とほぼ同じと考えられる 何を煮ていたのか気になるが・・ 魚、野菜、根菜類

フォルムの日常風景  フレスコ画 思い思いの服装 話し声が聞こえてくる 平和でのどかな光景  フォルム(ラテン語: Forum)とは、古代ローマ都市の公共広場のこと  

アウグストゥスの胸像  (エルコラーノ=ポンペイの隣町 出土) ブロンズ製 現代芸術と言われてもわからない理知的胸像

アウグストゥスは、ローマの初代皇帝 志半ばにして倒れた養父カエサルの後を継いで内乱を勝ち抜き、地中海沿岸を統一

 

水道のバルブ ブロンズ製 現代のものと見間違うほどの完成された製品 ポンペイは上水道完備 凄い工業技術力を持っていた証明

擬アルカイック様式のアポロ (大理石) 古代ローマ人はギリシャ文明にあこがれを持っており、教養人は好んでギリシャ的な作品を購入、集めた 

アルカイックとは  ギリシア美術初期の未完の生硬さ、たくましさをもつ美術、またはそのようなものについていう。古拙な、古代的なの意味 

擬アルカイック様式のアポロ  正面からアップ写真 微笑みがかわいい ミロのヴィーナスをを想起させるね

日時計の説明 ローマ時代にはすでに 日時計が使われていた証拠 自然科学が高度に進んでいたことがわかる

食卓のヘラクレス ブロンズ製(ボッターロ地区の別荘から出土)さぞや広大な別荘(中庭)に置かれたと想像される 世帯主の教養と金力の象徴

三美神(フレスコ画) 三美神とは ゼウスとエウリュノメの間に生まれた三人姉妹で、エウプロシュネ(歓喜・祝祭)、タレイア(花のさかり・喜び)、アグライア(光輝)といわれる

ウェヌス(エルコラーノ=ポンペイの隣町 出土) ヴィーナスとも言われる  ポンペイ以外にも近隣の町が飲み込まれた エルコラーノもその一つ

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・・・この数カ月新聞の見出し こんな言葉に慣れてきた私がこわい・・・ジェノサイド(虐殺)、浄化、制裁、大量虐殺(410遺体 キーウ郊外ブチャ他)、拷問、民間人殺害、性的暴行(レイプ)、病院・学校を攻撃、ネオナチ(ナチの虐殺を止める)、捏造(ねつぞう)、プロパガンダ、移動式火葬装置、集団墓地、オルガルヒ(ロシアの新興財閥)の不自然死、化学兵器(白リン)、地雷、デフォルト(債務不履行)、武装集団アゾフ大隊投降等

                                   ではまた

 



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