写真と文章で楽しむ小さな小さなギャラリー

折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

2024-04 能登の舳倉島(へくらじま)の想い出(1)

2024-03-24 16:53:27 | 身近な写真

能登半島の北方約50キロの沖合に浮かぶ周囲5キロほどの孤島「舳倉島(へくらじま)

漁師30名ほどが暮らしアワビ、サザエ等を取る海女の島 渡り鳥の中継地としても有名

私がこの島を訪れたのは20数年前の10月31日 一日一便の連絡船に輪島港から乗船 一時間半で着く 船酔いでフラフラ やっと上陸

大勢のバードウォッチヤーが望遠鏡を覗く 私も覗かせてもらった 見慣れぬ野鳥がレンズの向こうに ロシア、中国方面からの渡り鳥 島には3軒の民宿 島一周は徒歩一時間余り 最高標高は10数メートル ところどころにお地蔵さんがあり、キャラブキの黄色が鮮やか 海岸の岩の上で一人コンビニ弁当を広げたが特大の蚊に刺されポンポンに腫れ大層かゆかったことも思い出す

 今回の写真は練馬区立牧野富太郎記念庭園(1)(2023年9月23日) 

朝ドラ「らんまん」が終わりに近いその日電車とバスを乗り継いで1時間ほどの距離の牧野富太郎記念庭園へ

牧野富太郎記念庭園入り口 落ち着いた雰囲気が好印象 入場無料だ  

いきなり スエコザサ のお出迎え

植物観察路  折しも彼岸花が満開に

これがヒオウギの花 名前しか知らない 初めて見る花と思う 爽やかなオレンジ気味の大きな花 忘れられない

白い彼岸花も満開だった 個人的には彼岸花はやはり赤いのが好き

富太郎さんが繫茂したスエコザサの中に 奥方の名を付けた笹 いかにもいかにも! 今でも奥方とご一緒に

練馬区立牧野記念庭園の紹介板 フォントが小さく読めないが・・・昭和32年1月18日逝去とある

富太郎の色紙の言葉「花あればこそ吾も在り」が巨岩にはめ込まれている 如何にも富太郎に相応しい言葉

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荒海の魚貝売りいし朝市の能登の言葉の優しかりきよ(2024/3/3新聞「歌壇」に載った短歌 横浜市米長百合子さん)

能登には「能登は優しや土までも」「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉があるが・・・言い得て妙な言葉! 今晴れていたかと思うと雨が降ることも・・・優しい人たちとの想い出深い志賀(しかまち)町での3年間でした

                                        ではまた



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