虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

子育て日記 06/09/23

2006年09月23日 | 育児
「こた1歳5ヶ月の速度 の巻」

土曜の祝日という、しょっぴり損した気分の秋分の日。

天気もいいので、お昼がてらお散歩に出かけることにしました

「じゃあ、試しにこたの足で保育園までどれくらいかかるかやってみよう

ということで、いつもは自転車やバギーで通う保育園までの道を、親子3人で歩いていくことになりました

いざ出発

だいぶ歩くのが上手になり、つまずいてもよりサッと立てるようにもなりました。

とはいっても、こたのペースは親よりものんびり。

その上、こた目線でいろんなものが気になっちゃう

コンクリートの腰高の塀の上に見える土の盛り上がり、街路樹の葉のひとつひとつ、舗道の煉瓦の目地、橋の欄干の柵の間から見る新河岸川の流れ、防波堤越しに見えるススキの波、地上に出てきてとりあえず目の前のものを威嚇する滑稽なザリガニ・・・

一緒に目線を合わせると、ちょっと純な気分に慣れた気分

なんて言ってもいられない・・・

いろいろ見つけるたびに立ち止まり、急に思い立って後戻り。

かと思えば不意にしゃがみ込んで、なんか知らんけどつまずいて・・・

しかも親と手をつないでくれない

手を握って「行こう~」なんてやったら、バッとふりほどいて時には座り込みの抗議までして一人歩きを要求・・・

そんこんなしていたら、普段は自転車で5分、大人の足なら歩いても10分もかからない道のりに、40分ほどの時間を費やしていました

でも、余計に疲れはしたけれど、こたのこと、こたの見るもの、こたの感じる世界をかいま見られた気がします

とはいえ、「歩いて登園」はしばらく先と思い知らされた両親なのでした