虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

ひらがな

2009年03月30日 | 育児
まもなく4歳を迎えるこた。

3歳を過ぎた頃からいろいろと覚え始めました。

まずは数字。

概念としての数はまだこれからだけど、記号としては二桁の数のほとんどと三桁のキリ番(100、200・・・)のいくつかを読めるようになりました。

そして最近覚えたのがひらがな。

自分やりさこの名前から始まり、いつの間にか濁音も読めるようになりました。

興味を持ち始めた時に、聞かれて答えたり、ひらがなの音の出るおもちゃを買ってあげたりしただけで、特別教え込んではいないんだけど、それでも少しずつでもしっかりと身につけているんですね~。

なかなか賢いのかしら?

今習得中なのはアルファベットです。

完全習得はいつかな?

卒業式は誰がために

2009年03月25日 | ひとりごと
ボクが今の学校に赴任した年(平成15=2003年)、卒業式についてある議論がされていました。

それは、生徒の席を卒業生と在校生の対面したものにするか否か。

肢体不自由の学校では、知的段階で分けられた、いわゆる「縦割り」のグループで通常の授業を行っていて、学年を越えた関わりも多い。

だから、身近に過ごした者どうし、終始顔を合わせて送り送られるのもいいのではないか、と。

議論が進み、具体的にどうすれば円滑に進行できるかという話になった頃、卒業式に関するある通達が都教委から出されました。

「舞台正面には国旗と都旗を広げて掲げる」
「出席者は国旗に対して正面を向くように位置する」
というようなこと。

そこに各学校の実情や工夫の入り込む余地などありません。

当然、対面する案は無条件に却下という形になりました。

他のある学校では、卒業式の壇上正面に大きな卒業制作を飾る伝統がありましたが、それもできなくなりました。

他にも「証書の授与は壇上で行う」というのもありました。

肢体不自由校の中には、車イスや歩行が不安定な卒業生に配慮して、舞台の下で証書授与をしている学校もありました。

各校から「スペースが狭く、証書授与を壇上で行うには危険もあるから舞台下での授与を認めてほしい」と訴えたところ、肢体不自由全校に簡易の増設舞台が配備されました。

「国歌を必ず斉唱し、その際の伴奏はピアノで行う」なんてのもあった。
体育館にピアノがない学校には、他のピアノ設置教室から移動する予算がつきました。


そこまでして(特別な予算をつけてまで)通達を徹底させたのです。


卒業式の本質を考えるまでもなく、卒業式の主役は卒業生のはず。

だから、どの学校も卒業生のことを思っていろいろと工夫や配慮をしてきた。

でも都教委はそんな努力を無視し、否定して学校に、教育に対する締め付けを行っているのです。

愛国心を育むためらしいけど・・・

それを大義名分にして学校とそこでの教育内容を完全な統制下におさめたい・・・ということではないの?


改めて問わねばならない。

卒業式は誰がために

教育は誰がために・・・

どんな花より

2009年03月19日 | ひとりごと
今日は職場である特別支援学校の高等部卒業式。

うちの学校では、最後に卒業生が帰るときに、紙テープを持たせたり結びつけたりして、「タンポポ」を職員みんなで歌いながら、一人ひとりの船出を祝って見送るのが慣わし。

それぞれに不自由な部分があって、それを克服したり受け入れたりするためにいろいろと努力してきた卒業生たち。

そして、ここで学んだこと、感じたことを胸に社会に飛び込んでいく彼らに贈る歌としては、「タンポポ」は最適に思える。

♪ガラスの部屋のバラの花より
嵐の空を見つめ続ける
結んだ指を優しく開き
心に咲いた花だから

どんな花よりタンポポの花をあなたに贈りましょう
どんな花よりタンポポの花をあなたに贈りましょう♪

みんな、卒業おめでとう!

花を抱えて会いに行く

2009年03月18日 | ひとりごと
ボクの勤め先である特別支援学校では、明日が高等部の卒業式。

そこで、泊まり明けの今日、ある場所へ行くことにしました。

ボクに今の仕事を頑張ってみようと思わせてくれた舎生(寄宿舎に泊まる児童・生徒をこう呼びます)のいる場所へ。

その彼女も、明日高等部の卒業を迎えるはずでした。

学校で卒業をお祝いできないので、こちらから出向くことにしたのです。

細々した仕事を片付け、途中昼食をとり、総武線と武蔵野線を乗り継いで東松戸へ。

手ぶらも何なので、駅近くの花屋で「高校の卒業生にあげる感じで」と注文。

こんなアバウトなオーダーだったのに、彼女のイメージっぽい感じになりました(トップ画像)。

その花を抱えて、一路彼女のいる場所へ。

向かった先は、都立八柱霊園。

この3月に高等部を卒業するはずだった彼女は、高等部1年生の秋、16年の短い生涯に別れを告げました。

それは突然のことで、片思いとはいえ思い入れのある舎生だったから余計にショックでした。

ショックは和らいだけど、今同級生の卒業を祝いながら彼女に何もしないのは何だか淋しい感じがしてました。

そこで、本人はそんなにうれしくないかもしれないけど、お墓参りをすることにしたのです。

壁型種区域の中にひっそりとお墓はありました。

花を手向け、「卒業おめでとう」と手を合わせ、しばらく何をするでもなく佇んでました。

きれいな春の青空を見上げ、墓石に刻まれた「やすらぎ」の文字を眺め、なんとなく、久々に「無」に近づいた気がした。

そんな風にしていたら、手向けた花束が春の風に流されるように滑りました。

何だか、彼女に「もう帰んなよ」と言われた気がして、その場を発つことに。

ちょっと迷ったけど、花束は持ち帰ることにしました。

完全な自己満だし、彼女には迷惑かもしれない。

けど、とってもいい場所で、何だか「やすらいだ」気がした。

気が向いたらまた会いに行こうかな。


改めて、卒業おめでとう。

消えゆく憧れの青

2009年03月14日 | 鉄道
昨日、ある列車が最後の出発を迎えました。

寝台特急「はやぶさ・富士」

東京発として残っていた最後のブルートレイン。

それも、今回のダイヤ改定で廃止になりました。


博多に親戚がいるボクにとって、ブルートレインで九州に行くのは目標であり、憧れでした。

初めて寝台特急「あさかぜ1号」で博多に行ったのは小6の夏(うわ、20年前だ)。

当時は、東京発の定期列車だけで7種類9本の寝台特急(あさかぜ1号・3号、富士、はやぶさ、さくら、みずほ、瀬戸、出雲1号・3号)と1本の寝台急行(銀河)、合わせて10本のブルートレインが走ってました。

どれも盛況で、特にあさかぜ1号は元祖ブルトレとして人気が高く、ボクの切符も父親がみどりの窓口で頑張って手配してくれたものでした。

そして、ブルトレで一人旅を成し遂げたボクは、何だか大人になった気分でいたのでした。


翌年もブルトレで博多に行きましたが、手配が遅く、臨時(!)の「あさかぜ81号」に乗りました。

20系客車(今鉄博にあります)で旅をするという、今思えば貴重な体験をしました。


「大人になったら、自分のお金でまた『あさかぜ』に乗ろう」

そう思って(経済的に余裕のできた)大人になったとき、あさかぜはなくなっていました。

他のブルトレも次々に廃止され、ついに今日の到着を最後に東京と九州を結ぶブルトレは全廃となってしまいました。

新幹線で行く旅とは違った魅力を持つ寝台特急の旅。

東北・北陸方面に向かうブルトレたちが、末永く走り続けることを祈ります。

オレンジ

2009年03月12日 | 鉄道
泊まり入りの今日。

いつものように水道橋から総武線(中央・総武緩行線)に乗り、文庫本を開く。

電車は次の御茶ノ水に到着。

向かいのホームからオレンジ色の青梅特快・東京行きが入れ違いで発車・・・

201系だ!

急いで電車を降り、反対ホームに移動。

折り返して来るはずの201系を待つ。

待つこと10分。

快速・高尾行きになって入ってきた。

残り2編成になってしまった201系。

その愛嬌のある反面、あえて「快速」の表示をしなくても快速であることを誇示しているかのような威風堂々とした面持ちも今のうち、と撮った一枚。

にじむこ的音楽ランキング(解答編)

2009年03月11日 | 音楽
今回のお題のおさらい。

「2009年のアラサーにとって、~で○○る歌ベスト5」

ランキングはこちら!

第5位
THE BLUE HEARTS/リンダリンダ

第4位
PRINCESS PRINCESS/DIAMOND

第3位
爆風スランプ/RUNNER

第2位
大事MANブラザーズバンド/それが大事

第1位
KAN/愛は勝つ


コメント欄への書き込みが増えなかったのは、ひとえにGachaくんの功績です。

なんたって・・・



大正解!

模範解答を超える完璧な正解。

さすがは同世代、同感覚。

思わず解答編を忘れるとこだった。

ということで、正解は

「カラオケでラストに大合唱する歌」



何でこんな問題出したかっていうと、熱いCDを見つけたから。

「J‐ポッパー伝説」

北戸田のヴィレッジ・ヴァンガードでBGMとしてかかっていて、あまりの熱さに衝動買いしました。

「WON'T BE LONG」に始まり、「DIAMOND」「君がいるだけで」「それが大事」「愛は勝つ」「今すぐkiss me」「RUNNER」「ChooChooTRAIN(もちろんZOOの)」「LALALA LOVE SONG」「YAH YAH YAH」など、全34曲が良いとこ取りで詰まってます。

で、2500円ちょい。

アラサー、買いでしょ。