虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

決戦の金曜日

2011年01月07日 | 育児
まだ夜も明けやらぬ午前4時。

ボクはきなこに起こされた。

「どうも陣痛らしき痛みがある」

すでに目が覚めてやる気満々のこたはすぐに、完全に夢の中のりさこは眠ったまま着替え、「今年一番」の寒さの中、一路埼玉県富士見市の恵愛病院へ。


5時頃、病院到着。きなこはすぐにLDR室(陣痛、分娩、回復の全てを過ごす部屋)へ。

20分後、看護師さんより「まだすぐにはお産にならない様子なので、お子さんもいることだし、一度帰宅しても」との説明。

そこで、きなことの挨拶もないままいったん3人は帰宅。


6時頃、自宅に戻る。みぃさんとばあばちゃんにはメールで連絡。じいじ・ばあば宅には電話で連絡。じいじ・ばあばが来てくれることに。

3人、しばしの二度寝。


8時過ぎ、じいじ・ばあば到着。ほどなくこたりさが自ら起床。テンション一気に上昇。
ささやかな朝食。しばし、自宅待機の時間が続く。


10:20、きなこよりTEL。「間隔は変わらないけど、陣痛が強くなってきた。そろそろ来てもらってもいいかも」とのこと。
早速出発。

11時半頃、再び恵愛病院到着。きなこに会うため一人LDR室へ(ダンナのみ立入可)。
その後いったん出て5人で軽く昼食。

13時頃、ボクは再びLDR室へ。
きなこ、5分間隔の陣痛と闘う。ボクは腰や背中をさすってサポート。こたりさがお利口なことを信じながら・・・。

この後、強まるわりには間隔が縮まらない陣痛にきなこは耐える。

14時頃、医師の判断で破水を誘発。きなこは膜が強いらしい。

これを境に陣痛の間隔や様子が少しずつ変わってきている感じがなんとなし伝わってくる。

15時頃、助産師さん、きなこの様子を見てお産に向けた本格的な準備始める。
高まる緊張感。

15:20頃から本格的にお産へ。助産師さんの指示通りに陣痛で息んでは脱力して深呼吸を繰り返しがんばるきなこ。ただ寄り添うボク・・・。

だんだんと緊張感も高まり、お産も進みついに・・・。

15:43、次男坊誕生!

思わず目が潤むボク。また立ち会えた。3人揃って我が子は親孝行な日取りで生まれてくれる。


出産前に3000g超えと言われた体重、生まれてみたら2886gでした。

元気な男の子。


その後、後陣痛に耐えるきなこにしばし寄り添う。経産婦の方が後陣痛はつらいんだそうだ。

産後2時間は回復のため安静のきなこを残し、みんなの待つロビーへ。

ばあばちゃんが出産後すぐという絶妙なタイミングで到着していて、ご家族は6人に。

こたは「おかあさんまだ~?」を繰り返す。

りさこは妙なハイテンションの後、あまりに素行が悪いのでとっつかまえたら、母を待ちきれずに眠ってしまった。昼寝もせずにがんばったので無理もない。

(こた撮影)

こたはいったん「眠い」といってロビーのソファーで横になったものの、母が出てくるのが気になって寝きれず。

18時頃、ようやくLDR室からきなこ登場。

そして、次男坊とみんなが対面。寝ているりさこをのぞいては。


見つめ合う?兄弟。


10分ほどの対面を済ませて、次男坊は再び新生児室へ。
そして目覚めるりさこ。タイミング悪し。

ばあばちゃん帰宅と入れ違いに、仕事を終えたみぃさんが到着。

そして、我々5人は病院を後に。

母親と離れるのが納得いかず、赤ちゃんに会えなくて納得いかず、とにかく大泣きのりさこ。
「おなかすいた」連発のこた。

車でも泣き続けるりさこ、かまわずようやくの昼寝をするこた。

りさこは大人3人があきれるほど泣いた後ようやく一眠り。

それで少しはすっきりしたみたい。

自宅近くのジョナサンで夕食を取り、じいじ・ばあばともお別れ。


じいじ・ばあばには、急な呼び出しにもかかわらず、寒い中朝から駆けつけてくれたことに感謝。

ばあばちゃん・みぃさんも、貴重な時間を割いてくれて感謝。

こたりさも、長い時間病院での待機がんばりました。感謝。

そして何より、元気な赤ちゃんを元気に産んでくれたきなこに感謝、感謝。

もちろん、元気に生まれてきてくれた次男坊にも感謝。


このいっぱいの感謝を忘れずに、新・我が家、5人家族スタートです。

関係の皆様、今後ともよろしくお願いします。



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