バボザル

『我が生涯に一片の悔いなし』を目指しているのですが、なかなかそうはいきません・・・

熊本県の最高峰・国見岳に登ってきました。2

2012年04月26日 | 

昨日の続きになります。。。

現実を突きつけられた案内板をあとにして、

長男の足取りは少々重くなった感がありますが、一歩一歩前に進んでいきます。

 

尾根道のゆるやかなアップダウンを繰り返しながら進みます。

 

巨木が風に揺られて、きしむ音・・・鳥のさえずり・・・遠くの方からは鹿の鳴き声など、いろいろな音で楽しませてくれます。

 

アセビがコースのアクセント的役割をはたしています。

 

歩みます。。。

 

標高が高くなるにつれて、木も大きくなってきました。。。

 

立派な『さるのこしかけ』も見かけました。

腰掛けるには、ホント丁度いいぐらいの感じです。。。が、

 

そういう訳にはいかないので・・・

 

倒れている木もデカイです!!

この隙間を通り抜けるのに四苦八苦してました。

 

歩みます。

 

歩みます。

 

ブナの木の群生地になりました。

 

様々な大きさのブナの木・・・迫力あります。

 

ブナの森の中に、『バイケイソウ』の群生も・・・

 

バイケイソウの群生の中を進んで行きます。なんとも言えない気持ち良いコースです。

 

ブナとバイケイソウの群生地を抜けてしばらくすると・・・

『頂上まで5分』の標識がありました。もうすぐです・・・

 

デカイ岩を抱え込んだ木の根・・・こうなるまでに、どのくらいの月日が経っているんでしょうね~

いや~スゴイ!!

 

そして、いよいよ・・・

 

『国見岳』 (1739m)頂上です!!

 

頂上からの眺めは360°の大パノラマ・・・なのですが、この日は煙霧の影響で霞み、遠くに方までは見えませんでした。残念・・・

 

っとは言っても、頂上は凄く気持ち良く・・・

寝ますよね~

どうも近頃うちの嫁さん、、、山頂での昼寝が癖になってきているようです。。。そのうち落ちるな…

 

頂上で昼食を食べ、しばらくマッタリして下山です。

下山は途中まで往路を戻ります。

 

 歩みます。

 歩みます。

下りは登る時とは目線が違い、また違う風景が目に飛び込んできます。

 

途中の分岐地点まで戻ると、旧登山口の方へ下山することにしました。

するとこれが大失敗でした。

 

コースの荒れて、植林地帯の杉は伐採され、倒された杉でコースがはっきりしません。

少し迷いながらも、ぼんやりとした踏み跡をなんとか辿り下ってきました。

 

でも、この荒れた旧コースのおかげで少し嬉しい光景を目にする事も出来たんです。

荒れた場所や急勾配を下る時に、嫁さんに「そこに掴まって。」とか「こっちを通ったらよかバイ。」とか

お母さんを気遣う場面が・・・それまでには無かった行動を見る事が出来ました!!

チョッとですが、山が長男を成長させてくれたようです。

 

そして、なんとか旧登山口に出てくることが出来ました。

 

 

旧登山口に出た後は、新緑の中を出発地点まで戻ります。

 

途中、山の谷を流れる清流で顔を洗うと、これが気持ちのイイ事・イイ事!! 疲れが吹っ飛びましたね~

 

熊本県・最高峰の山『国見岳』・・・イイ思い出が出来ました!!!

 

 

コメント (10)
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