夜中まで降り続いた雨で、上空には分厚い雲が・・・
根子岳の近くまで来ましたが、山頂は濃い霧に覆われてまったく見えない状態です。
天気は回復するという予報だったので、晴れてくれることを信じて大戸尾根登山口へと向かいます。
紅葉のピークと3連休の最終日が重なり、登山口付近まで来るとたくさんの登山者の方で賑わってました。
登山口からは少し離れた駐車スペースに車を停めてスタート!!
今回もバレー仲間の宴会部長とアケミちゃんも一緒に登ります!!
もうこの辺りの木々も綺麗に色付いています。
まだ見ぬ根子岳の紅葉が楽しみでしょうがありません。。。
その時にはまだ豪雨災害の爪痕が痛々しく残っていましたが、
応急的にではあるのでしょうが、駐車スペースも広がり、ずいぶん整備されている印象です。
・・・にしても、この車の数。。。
スタート直後、コンクリート道を歩いていくと、牛さん達がいつものように見送ってくれます。
牧草地から見上げた地獄谷方面・・・
山肌が赤く綺麗に色づいているのが見えますが、山頂の方は濃いガスに覆われてまったく見えません。
登っている間に晴れてくれることを願いつつ進みます。
根子岳東峰への登山道は特有の黒ボク土で、まぁ~~よく滑ります。
途中ですれ違った方が、「ここでは平均2回は滑ってコケるからね。」と言われていましたが、
4人ともノルマ達成しました。
標高を上げて自然林になってくると、辺りの景色が一変。
素晴らしい紅葉の中を歩きます!!
鮮やかな木々の中を歩くのはホントに気持ちが良く
コース上唯一のハシゴ場が新しくなってました。
確かに、前回訪れた時には木製のハシゴがボロボロになってた記憶があります。
ありがたいですねぇ~
色付いた木々を楽しみながら歩き、
パッと展望が開けると・・・
ガスがかかってモヤッとはしていますが、山肌が見事に色付いているのが確認できます。
写真ではうまく伝えることが出来ませんが、この時点で鳥肌が立つぐらいの感動です!!
「お願いだから晴れてくれ。」と願いつつ山頂に向かいます。
最後は神頼み的な・・・
そして・・・
根子岳東峰 (1408m)頂上です!!
頂上からの眺めは・・・・真っ白です。
そんな真っ白な中でも、山頂や山頂周辺ではガスが晴れてくれることを願う登山者の方で賑わってました。
自分達も山頂でしばらく待ってみることにしました。
すると、皆さんの願いが通じたかのように・・・
強風にあおられてス~ッとガスが晴れていきます。
北側の山肌が見えてきました。
この時には思わず皆さん「おぉーー!!」って。
天狗岩の姿も見えそうで見えない・・・このチラリズムがなんとも言えない。
これはガスが晴れるぞ!!と場所移動です。
微かにモヤッてはいますが、素晴らしい紅葉が眼下に広がっています!!
天狗岩も姿を現しました。
かぁ~~見事に色付いています!!
綺麗すぎて・・・
日射しがあたっていないにも関わらずこの鮮やかさ。
日射しがあたっていれば、さぞ素晴らしいことでしょうね!!
願いが通じてなんとかガスが晴れ、素晴らしい紅葉に見惚れていると、
「もう下ろい!!」と宴会部長の囁きが・・・
どうやら、もう飽きられたようです。。。
が、宴会部長の囁きを笑顔でそらし、それからしばらくは紅葉を堪能しました。・・・が、残念ながら下山の時間になりました。
登って来る時には、わからなかったコース上の尾根も見事です。
撮影ポイントでは皆さんカメラを手にされています。
写さずにはいられませんよね~この景色
モヤッているとはいえ、もう少し写真の腕があればと・・・
人間の眼球はやっぱ凄いと再認識させられます。
下山時も、滑りやすい登山道をコケないように慎重に慎重にくだります。
それでも、コケましたけどね。
なんとか無事に牧草地まで戻って来ました。
自分と嫁さんで名残惜しく谷沿いに紅葉を見に・・・
いやぁ~ホントに素晴らしかったです。
紅葉の季節に初めて根子岳を訪れましたが、想像していた以上の綺麗さでした。
帰りを待っていたかのように、牛さん達が・・・
「赤のザックやばくないかなぁ!?」と、しれ~っと歩く嫁さんでした。。。