native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

本質中

2018-02-13 09:48:07 | 建築雑談
現在積算中の物件の春着工を目指し、工事金額の精査や天気の回復を祈っている最中です。

現場がないから暇なのか!
だから、講師ばっかりやってるのか!

ブログの更新も少ないし!

というと、そうでもなくて、
ネイティブディメンションズは設計事務所。
設計が本業です。

お問合せをいただいた方へのプランを悶々と考えている日々が続いています。
外の雪のように、心をまっさらにして設計ノートを見つめています。


設計ノートに書くのは、相変わらず点ばかり。

私は、大事な柱の位置だけを描いて間取りを考えます。(っていうより、大事じゃない柱を選び分けながら描くのが私の癖)

なぜかというと、平面図を描いちゃうと二次元になっちゃいます。点にすると、その点をつなぎ合わせて頭の中で立体をイメージしながら考える作業になります。

考えるのは常に立体。
その立体の中に私が住んでいて、楽しそうにしているかどうか。

今回考えているのは、40坪オーバーのお住まい。
なんとネイティブディメンションズが40坪オーバーの家を考える。
お客様のご要望はコンパクトな住まい。

なのに、なぜ?



もう一つは、ネイティブディメンションズの王道サイズ。
20坪以下になる予定です。

ベーシックを追求しつつも、いくつかプランを考えて精査している最中です。

どちらも実現に向けて、これからもっともっとお話を積み重ねたいと考えています。



そして、この夏以降着工を予定している物件の設計が、いよいよ本格化します。
構造計算、温熱計算はすでに完了していて、あとは現時点での私のイメージを模型にすることで目に見える立体にします。

私の頭ン中を一足先にお客様に公開!みたいな。

模型でイメージの共有を図って、具体的な使い勝手を練り込んでいきます。
練り込むというよりは、掘り起こす。
何か目新しいものを目指すんじゃなくて、お客様の潜在的なご要望を掘り起こすのが私にとっての実施設計です。

という事で、今週も引き続き引きこもって模型作りに精を出します。


※住宅のブログって言うと、造っている最中と完成の内容が多いけど、設計事務所なんだから設計を伝えていくのも面白そうですね。ちょっと伝え方を考えてみます。



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