【ministock-04】「沼」から「やりすぎ」へ（渡った瞬間）-建築家の小さな自邸-

ＣＧはあっさりしていますが、植栽スペースは最初からモサモサにしたいと思っていました。

ただ、

全体的に直線的な外構計画ですね。

とにかくいざという時に車を沢山停められるようにという意識が強かった結果です。

縦列に3台。

タバコ屋の前に1台。うまくいけば2台。

いや、そんなにいらんでしょ。

リッツパーティ開く以外そんな台数いらないです。（したことないけど）

で、駐車の事を気にしなくなったら、やりたいことが突然増えだしたんです。

まずは自然素材に溢れる地先にしたい。非2次製品化というか。

時代的にいまさら感たっぷりですが大小の石を並べたいなぁと。

建て替え工事の解体時に必ず邪魔者扱いされる石。

買う時高いのに売る時は一銭にもならない石。

の、石です。

くぅ～、後始末面倒くさそう～。

が、他にもいる～。

ただ石を置けばよかったのに、並べ始めちゃったのが運の尽き。

直線がないもんだから、逆に「画一的にしない」っていう逆テーマが生まれちゃいました。

第一弾が築山つくろーぜー、って。

メインの樹木の葉ぶりやバランスを見ながらレイアウトを決めて、この山を石と低木、グランドカバーとかで覆うことにしました。

やべ、って思い始めてますが引き返せません。

あー、そーだった。

タバコ屋の屋根、雨樋つけなかったんだ。

雨落としも作らなきゃ。

さらに引き返せなくなりました。

タバコ屋のため窓際で自由にお話しできる設定なので、あまりタバコ屋前はうるさくしたくなかったんですが、

やっぱ建物と緑の前後関係がないと一体感が生まれないんですよね。

そこで、タバコ屋前も低木とグランドカバーで覆うことを発注しました。

もう絶対に戻れなくなったので続く。