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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-04】「沼」から「やりすぎ」へ-建築家の小さな自邸-

2023-07-12 15:08:21 | ministock-04
結局こんな感じになりました。
足元のグランドカバーはタイムやフッキソウ、アオイゴケなどです。
これがいずれ土の部分を覆い隠して一面緑になると思います。
雨落としの石も水の落ちるところが徐々に丸くなっていくのかなと、経年変化が楽しみです。

つまり、

タバコ屋から

ディズニーの発券所へ。

えらいところへ来てしまいました。
しかし、今日もですがこの窓から郵便物や宅配便を受け取っています。
えへへ、やりたかっ事が実現。
うれしいです。

そして、もう一つ。
タバコ屋(まだ粘る)から自宅へのアプローチ。
当初は砂利敷きを予定していましたが、飛びフローリングなる飛び道具が出てきたので、それであればここも緑で覆いつくした方が優しくなると思い、ヒメイワダレソウを植えました。
視線の先には仮住まいのバルコニーで育てていたユーカリとスモークツリー、アカシアのナイフリーフを置きました。
ここは冬に屋根から雪が落ちてくる場所なので地植えではなく鉢植えです。

また、通路に入った瞬間ですが、飛びフローリングの足元の緑に立体感が出るようにそこだけセイヨウネズを入れて、ソテツもちらっと見えるようにしました。
ウッドデッキにはプランター菜園のトマトやパセリがチラ見えして、この茶色い囲みの視界の先だけ緑の量を増やしています(分かるかな)

まぁ、あまり気にしないでください。
楽しんでるっていうことで。

駐車スペースやその他は砂利敷きにしましたが、

道路手前側は、砕石と砂を組み合わせてまだら模様にして、将来的にはそこにタイムがちょろちょろと覆ってくれるといいなと考えています。

奥の方は大き目の川砂利をゴロゴロと敷きました。


ややメルヘンチックな印象となりましたが、将来的に外壁の杉板がグレーになった時外観のトーンが落ちちゃうので、石に色を付けてトーンが落ち過ぎないようにしたというのが理由です。

建物は全体的にグレーになって存在感が薄くなり、石と樹木、草だけに色味があるファサードになるのかなと。

自然相手の話しなので思い通りに行くはずがないんですけど、予想外のことが起きるのが植栽の楽しみ方だと思います。

と、「これはペットを飼うのと同じだな」と水やりをしながら考えていました。
ハート君ロスが続いていながらも、強すぎて次のペットが飼えなかったのでちょうどいいようです。
失敗もしながら楽しみたいと思います。


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