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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

掃除ができる。

2023-11-09 19:14:13 | ミニストックの住み方
今日はリクエストがあったミニストックの掃除方法について書きます。

引っ越しして5か月弱となりましたが、ほぼモノが見えないリビングをキープしています。

置き家具が少ない設計なので掃除が楽ちんという大前提がありつつ、
どうやってミニストックの掃除をしているのでしょうか。

まずは掃除道具がどこに置いてあるのか。
以前もお伝えしましたが、とにかく取り出しやすい場所に掃除道具を置くのがポイント。
ミニストックは階段下のバックヤードに置くことが多いです。(もしくは水回りがお勧め)

04はココ。
どうしても私が見切れることが不可能だったので、鏡をガン見してみました。

マキタは目の前にある通りで、1,2階の床はほぼこれで掃除しています。
1,2階合わせて5分くらいだと思います。
ほんとアッという間。

これだけで小さいって正義だと思ってしまいます。

時間がないときはルンバですが、ほぼ出番なし。(もったいない)

で、それ以外の掃除道具とは?
②と③がバックヤードに隠してあります。

②はモコモコ(なんて言うか分かりません。クイックルワイパーの親戚的なやつです)
主に家電製品などつるっとした表面の埃取りに使っています。
モコモコは汚れたら交換。

③はハンディクリーナー(クラファンで買った無名の商品です。数千円でした)
小さい家なのにまだ小さいところがあるので、そういう場所の掃除に便利。
ガラスの縁とか。

何気に③はミニストックにとって重要で、

無塗装の木の表面の掃除に便利。
無塗装を積極的に勧めていますが、唯一の欠点は木肌が毛ば立っているため埃が引っ掛かりやすいこと。
なのでハンディクリーナーのような小さな掃除機が超便利です。

ちなみにこのハンディクリーナーは逆に使うとブロアーになります。
ゴッドY氏に教わった手の届かない隙間はブロアーで埃を押し出してから吸い取る方式に使えます。

ところで活躍の場を失ったルンバ
キッチンで隅っこ暮らししています。

ここです。
たまに使います。

ただし、これから大活躍させます。
現在床下を整理中。
おこずかいでコツコツとスチールラックを集めています。

床下エアコンを採用している家の床下ってきれいなのか問題

問題になっているかどうか分かりませんが、積極的に床下を使っているミニストックの場合、やっぱり床下の掃除は必須です。
しかし、荷物だらけの床下は掃除が大変。

という先入観を捨てましょう。


ドラえもんが反重力装置で3mm浮いているように、床下の荷物もルンバが通れる分だけ浮いていればいいんです。

ちなみにここはユニットバスの下。

ユニットバスの下って本が置けるんですよ。
皆さんのお宅にも置けます。
使おうとしていないだけです。

そして、これでポケっとしていれば床下がきれいになります。

大体こんな感じですが、日常掃除する場所がもう1か所。
玄関とかポーチとか、土足の場所。

おそらく皆さんと同じようにほうきで掃き掃除が基本ですが、冬に冷えやすい玄関のために床下の暖気が上がるようにスリットを設けています。
穴が開いているので、床下に砂埃が落ちます。
ルンバが掃除できない荷物の上に砂埃が落ちることになるので、その対策としてトレーを設けました。

↓こちらです。
 

トレーにたまった砂埃を外にポイすれば完了。
これで、掃き残しもなし。

最後に、ほうきはタバコ屋の通路に置いた傘立てに刺しています。
「掃除をするという意思」を持ってするんじゃなくて、

身近なところに掃除道具が置いてあって、気が付いた時にちょこっと掃除できることがミニストックの基本。

掃除をするんじゃなくて、
掃除ができる。

コンセプトの置き場所も大切です。

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