ゼロからの風&生命のメッセージ展というのを京都テルサにて、16日(日)にみてきました。日にちがだいぶたっておりますが、私にとってものすごい衝撃を受けやっと書く事ができました。その間、体調不良で病院に、内科から2年前の交通事故の後遺症だとか成形外科にまでまわされ、あれこれ検査 異常なし。
こんなにも対象喪失が影響してくるものなんですね。
先週金曜、龍大の講義でしたが大雨のためパス。駅まで雨だと25分かけて歩く気力がなかった。バスは1時間に2本。雨だと来ない時もある。なので、似顔絵の宿題をやっていると、娘が病気になった時親族会議で、病気になったのは嫁が悪いと責められた事を思い出されてきた。私の存在を否定されているみたいで、悲しくなってきた。親族会議の場では私の意見や考えはいつも否定されるので、私なんかいなくてもいいよなってなってしまう。そして、離婚問題にまで発展した思いまで思い出されてしまった。トラウマとなった体験以前に戻る事はできない。大ケガが治っても皮膚に傷跡が残るように、心の傷もすっかり消す事はできない。
命のメッセージ展
殺人・悪質な交通事故などなどの結果、理不屈に生命を奪われた犠牲者が主役のアート展です。「命の重さ、尊さ」を訴え、犯罪のない社会を創造し、未来の命を守る事を目的としています。犠牲者の発する声亡きメッセージを受け止めてくださる来場者もまた主役なのです。
メッセンジャーとは
犠牲者の等身大の人型パネルです。生前の写真とメッセージ文を添え、足元に遺品の「靴」(足跡=生きた証)を置いています。無念にも命を喪い、生きたくても生きられなかった犠牲者からの「未来につながる命」を守るためのメッセージを聞いて、感じてください。
映画「ゼロからの風」
19歳のひとり息子を、無免許、飲酒運転、車検切れの暴走車にはねられて喪った母親が、「命の重さ」を法律の中に反映させて欲しいと、「悪質な交通事犯の厳罰化」を求めて奔走した実話を基にした映画。田中好子さん演じる主人公は、「生命のメッセージ展」代表を務める鈴木共子さんがモデルです。
映画はスーちゃん(田中好子さん)の遺作。この映画制作中すでに病気を隠しての撮影だったとか。
またも涙が流れず、激しい衝撃から心を守ろうとする防御機能が働いて、感情との回路が切断されているのだとわかった。
映画後、鈴木さんの講演があり、話を聞いていてここでやっと涙が溢れ出た。苦しくて息ができないよ。
鈴木さんは、加害者に悲しみ、怒りをぶつけられる。私はどうしたら、いい?内に内に秘めて感情がおさえ込まれている。鈴木さんのようにアートでどう表現しようか・・・
メッセージ展をみて、衝撃が強すぎて気分がよくなくなってきたので帰る事にした。まっすぐ歩いてないのがわかる。途中、歩道橋を渡る。高所恐怖症。車の音に吸い込まれる。落ちたら死ねるよ。端によっちゃだめ・・・真ん中を歩いて・・・
家に帰れば現実に引き戻されて、苦しいけど家族には話せない。それぞれの悲しみを背負っている。悲しい、苦しい。喪失体験を忘れてしまうのではなく、私の影を息子だと思っていつも一緒に生きてるよって考えられるようになった。また一周忌、納骨を迎えるにあたって悲しみを乗り切る方法として、少しの骨をロケットペンダントに入れて、身につけてもよいし仏壇に置いておけば淋しくないかなって考えた。それでも、まだまだグリーフケアが必要だ。どうしたらいいかもっと心を成長させていって考えてみよう。。。
これを読んで“何か”を感じた方がいらしゃいましたら、コメントいただけると嬉しいです。
こんなにも対象喪失が影響してくるものなんですね。
先週金曜、龍大の講義でしたが大雨のためパス。駅まで雨だと25分かけて歩く気力がなかった。バスは1時間に2本。雨だと来ない時もある。なので、似顔絵の宿題をやっていると、娘が病気になった時親族会議で、病気になったのは嫁が悪いと責められた事を思い出されてきた。私の存在を否定されているみたいで、悲しくなってきた。親族会議の場では私の意見や考えはいつも否定されるので、私なんかいなくてもいいよなってなってしまう。そして、離婚問題にまで発展した思いまで思い出されてしまった。トラウマとなった体験以前に戻る事はできない。大ケガが治っても皮膚に傷跡が残るように、心の傷もすっかり消す事はできない。
命のメッセージ展
殺人・悪質な交通事故などなどの結果、理不屈に生命を奪われた犠牲者が主役のアート展です。「命の重さ、尊さ」を訴え、犯罪のない社会を創造し、未来の命を守る事を目的としています。犠牲者の発する声亡きメッセージを受け止めてくださる来場者もまた主役なのです。
メッセンジャーとは
犠牲者の等身大の人型パネルです。生前の写真とメッセージ文を添え、足元に遺品の「靴」(足跡=生きた証)を置いています。無念にも命を喪い、生きたくても生きられなかった犠牲者からの「未来につながる命」を守るためのメッセージを聞いて、感じてください。
映画「ゼロからの風」
19歳のひとり息子を、無免許、飲酒運転、車検切れの暴走車にはねられて喪った母親が、「命の重さ」を法律の中に反映させて欲しいと、「悪質な交通事犯の厳罰化」を求めて奔走した実話を基にした映画。田中好子さん演じる主人公は、「生命のメッセージ展」代表を務める鈴木共子さんがモデルです。
映画はスーちゃん(田中好子さん)の遺作。この映画制作中すでに病気を隠しての撮影だったとか。
またも涙が流れず、激しい衝撃から心を守ろうとする防御機能が働いて、感情との回路が切断されているのだとわかった。
映画後、鈴木さんの講演があり、話を聞いていてここでやっと涙が溢れ出た。苦しくて息ができないよ。
鈴木さんは、加害者に悲しみ、怒りをぶつけられる。私はどうしたら、いい?内に内に秘めて感情がおさえ込まれている。鈴木さんのようにアートでどう表現しようか・・・
メッセージ展をみて、衝撃が強すぎて気分がよくなくなってきたので帰る事にした。まっすぐ歩いてないのがわかる。途中、歩道橋を渡る。高所恐怖症。車の音に吸い込まれる。落ちたら死ねるよ。端によっちゃだめ・・・真ん中を歩いて・・・
家に帰れば現実に引き戻されて、苦しいけど家族には話せない。それぞれの悲しみを背負っている。悲しい、苦しい。喪失体験を忘れてしまうのではなく、私の影を息子だと思っていつも一緒に生きてるよって考えられるようになった。また一周忌、納骨を迎えるにあたって悲しみを乗り切る方法として、少しの骨をロケットペンダントに入れて、身につけてもよいし仏壇に置いておけば淋しくないかなって考えた。それでも、まだまだグリーフケアが必要だ。どうしたらいいかもっと心を成長させていって考えてみよう。。。
これを読んで“何か”を感じた方がいらしゃいましたら、コメントいただけると嬉しいです。