心の中こそあざむかないで

６月になった。今年の半分が過ぎてしまった。

あと半年経てば七回忌だ。

なんだか今からザワザワするのは、先日遠い親戚の葬儀があったからだろう。

遠過ぎて誰が誰なのか顔も名もわからない。

姑は「“私が次男の嫁です。”と頭を下げて回ってきなさい」と言う。

私は、お通夜,葬儀に出席するだけで結構いっぱいいっぱいなのに、そんな余裕がない。

今すぐにでも退場したいくらいなのに・・・ふと、旦那を見ると私よりも辛そうだ。

旦那はね、悲しみに蓋をしてしまったからこういう時は辛いだろうな。

あの子が他界してからの葬儀の参加は何回あっただろうか・・・その度にまたフラッシュバックして

しまう心。だけど、その時は気が張っていて　あれ？大丈夫そう？と思っていたが後から波がドバー

と押し寄せてきた。

そんな事があって落ち込んでいると、ある人から繋がりを断ち切られている事に気が付いた。

まだまだ自分の事でいっぱいで、気が付くのが遅かったのもあるけれど、そうやって自死遺族からみ

んな引いて行く。


自死遺族は孤立して孤独だ。


何故、自死遺族を偏見するのですか！？


今の生き辛い世の中、他人事だと思っているあなたの身近にも起こりあり得るかもしれないのですよ！！！


私に未来に立ち向かって行く勇気が欲しい。



写仏　私なりのデフォルメがやっぱり馴染んでる。