ねこのにくきゅう「泣き虫おかん日記ー星が笑えばー」

あかいねこの
       ひとりごと 

厄年

2018-04-17 14:09:19 | 日記
厄年は信じますか?

娘が前厄の歳です。その厄を母が代わりにもっていってくれるのでしょうか?

まだ旅立っていませんが。



一昨日、父が徘徊し保護され引き取りに行ってきました。

母に会いに行こうとしたのだろうか?と思い、引き取った後、母の病院に連れて行った。

点滴に酸素マスクを付けられ、眠っているのか意識がないのかわからない状態だった。

頭を打った時の腫れはひいていたが点滴だけでは頬がこけて

青あざはまだきれいには消えていなかった。

そんな母を見た父は

「もっと上等な病院に変えろ!!!」と怒りを私にぶつけてきた。

そうだ、私は自分の気持ちの整理を優先し、父の気持ちを無視していた。

最愛の妻に先立たれる気持ちは、悲しみの怒りを私にぶつけるものだ。

私が息子を失くしたとき、父は私に「死んでしもたもんは、しゃぁないやろ」と

そんな慰め方だった。何年か経ち、この言葉にはいろんな意味が込められているのだと

わかった。

しばらく沈黙が続いた後、「このまま死を待てと言うことやな」と納得したようだった。



たぶん、この記憶は父の中では残っていないと思う。



コメント (2)
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