私がMacに向かって仕事をしている時、背後にニヤニヤしながら妻が近づいてきたら、それは新作完成のサイン。私のイラストの完成を日本で一番に最初に見るのが彼女なら、彼女の手芸作品を最初に見るのは私。今日は「もう何作目?」って感じのエプロンで、ドットや花柄等の3種類の生地とレースが、彼女らしいセンスでデザインされています。サイドには、彼女のお母さんが70年代に着ておられたお洋服についていた、オレンジ色のレトロなボタンが効果的にリサイクル使用され、とっても素敵なアクセントとなっています。
彼女の生地選びのセンスはいつもなかなかのものですが、先日2人でINOBUNに出かけた時に、店内の至る所で妻の所有している「生地ストック」と同じ生地を使用したハンドメイド商品を見かけ、その度に妻は「この生地も持ってる~♪」とガッツポーズを決めながら、自分の生地選定眼の確かさを再確認して悦にいっていました。(笑)
基本的に彼女は、何日かかけて作るのは性にあわないみたいなので、思い立ったらすぐに寝室の創作スペースにこもり、数時間後には作品を完成させる…というスタイル。
このように、すべてが手縫いの割には作品作りのスピードが早い彼女ですが、リビングのレースのカーテンの裾のほつれている部分や、私のチェックパンツのベルトを通す部分がひとつとれてしまっていたりする「補修」に関しては、いまだ作業が行われておらず激遅。(笑)現在最長の「補修/2年待ち」となっているのは、2年前の冬に脱着式のラビットファー部分のボタンが3つもとれてしまった私のジャンパー(http://blogs.dion.ne.jp/quatre_nekota/archives/4529371.html)。このジャンパーが元通りに補修される時期は、今のところ未定となっております。(笑)再来年の冬ぐらいには完璧な状態で着てみたいと願うばかり。