ここ数週間で急速に長男のモンハン離れが進んでいます。それは彼が2ndGの全てのクエストを終了した…というのもあるんですが、最大の理由は、5~6年前に我が家でブームになっていた「電車でGO」シリーズが彼の中で再熱したためです。当時「通勤編」や「新幹線編」「プロフェッショナル」と並んで、やり尽くしたはずの「旅情編」が彼の最近のお気に入り。旅情編は4種類の路面電車を運転するゲームで、函館鉄道や伊予鉄道、江の電と一緒に、完全に路線が収録されている京都の京福電鉄が彼にとっての目玉。実際には彼が幼稚園の頃に一度乗ったきりの路線ではありますが、京都出身の我が家にとってはもっとも馴染み深い電車ということで、最近は息子たちの「乗りに行きたい!!」ムードがピークに達していました。
嵐電の愛称で親しまれる京福は、北野白梅町と四条大宮という2カ所の場所から嵐山までを結ぶ、京都で最後の路面区間を含む電車。土日の観光地の人混みに関しては、京都人の私はよ~く知るところなので、今週は明日の土曜日をお仕事の日に当て、急遽本日をオフにして、一日嵐電の旅に出かけることにしました。
朝早くから京都に到着し、北野白梅町近辺の駐車場にカングーを停めて、一日フリーきっぷで息子たちの気の済むまで電車に乗りまくる…というメニュー。結果、北野白梅町→帷子ノ辻→四条大宮→嵐山(滞在)→四条大宮→帷子ノ辻→北野白梅町というコースに。
途中で滞在した嵐山は、さすが観光地。平日とはいえ、観光客で大賑わいで、人力車があちこちに行き交い旅情ムード満点。まだまだ満開とはいえないけど、桜も至る所で開花していて、とっても春らしい雰囲気に包まれていました。息子たちは「中村屋のコロッケ」をいたく気に入り、何度も何度も追加で購入しては食べまくり。(笑)京都人はなかなか地元の観光地を自分の足で散策する機会はないので、いつもこの嵐山なんかはクルマで通り過ぎたりするだけなのですが、今日は久々に渡月橋(写真)も歩いて渡ったし、妻はお土産物店でいろんなものも購入してたし、いろんなものを食べ歩いたりもして、ちょっとした旅人ムードを満喫した一日となりました。
ただ、やっぱり京都市内のクルマと信号の多さは疲れますね。京都に住んでいる時にはそれが当然だったので「慣れ」でいけてましたが、現在の快適な道路環境に6年以上も浸かっていると、ホントにこのストレスは相当なものです。湖西道路を降りてくら寿司に寄った時にはほっとしました。(笑)