今日も入院中の父の付き添いで、家族揃って京都へ。くら寿司でお昼を済ませてから、息子たちを弟家族の家に預け、いつものように妻と2人で病院を訪れてみると、先週より明らかに顔色がよく、少し顔がふっくらした様子の父の姿が。「自発的にリハビリを頑張るようになってきた」という今週の様子を、弟や妹から教えてもらっていたけど、まさにその通り、先週より遥かに元気そうな様子がみれました。
先週は「懐かしの話」で、父の退屈な入院中の一日の時間の経過に彩りをそえることに成功しましたが、今週は夕方までの数時間、それを発展させた作戦を実行。
父にとっては生まれ育った懐かしい家であり、私にとっては子供の頃よく遊びに行っていたおばあちゃんの家でもある、京都西陣の町家の間取り図を、記憶を頼りに完成させるというもの。京都特有の「うなぎの寝床」タイプのかなり大きなこの町家は、私が小学校の5年生くらいの頃に手放したのですが、私の記憶的には充分完璧に間取りを再現出来る程印象的で、実際病室の椅子に座って、持参したRHODIAの方眼紙にスラスラと描くことが出来ました。ただ細かい部分についてはいくつか記憶が曖昧な部分もあり、ここでは実際に住んでいた父の出番。今回の術後の容態以前に、かつての脳梗塞で言葉もたどたどしい父ですが、昔の記憶は実にしっかりしていて、この間取り図完成のために、良い脳の活性化も含めながら、退屈な時間を有意義にすごすことが出来ました。
外が暗くなりだした頃には、西陣の父の生家とそれに隣接した父の会社の完璧な間取り図(写真)、そして父の会社の丹後支店の建物の3軒の間取り図がめでたく完成しました。ちなみに残念ながら、西陣の2軒は現在は取り壊されて別の家になってしまっていますが、同じく私が小5の頃に父が手放した丹後支店のその後も気になるところです。
夜はまたまた弟のお家で鍋パーティー。今日は父以外の全員が参加という、大変賑やかな宴でした。早くこの宴に父が復活出来るといいなぁ。