毎晩、息子たちに絵本を読み聞かせている妻。昨夜はいわむらかずおさんの「14匹のねずみシリーズ」を読んでいたらしいのですが、そこで次男の頭にふと一冊の絵本が浮かんだみたいで、そのお話のリクエストを…。
しかし「さつまいもの出てくるお話は?」と聞かれ、14匹シリーズにはそれらしいお話がないことに気づいた妻。でも次男の確かな記憶によると、たしかに14匹シリーズと同じいわむらさんの絵の絵本で、しかも同じように沢山のねずみが登場するのだそう。
ご存知のように、寝室にあるウチのおうち図書館の絵本蔵書は、我々夫婦でも把握しきれないほどの册数にふくれあがって、現在も日々増殖中。しかも毎回図書館に行く度に相当な数の絵本を借りてくるので、それが家にある本か、図書館で借りてきて読んだ本なのか、妻の中ではもうごちゃごちゃに…。(笑)
結局、その場では次男のリクエストの絵本の検討はつかず、息子たちが寝た後、妻は私の元に助けを求めてきました。しかし私もかなり記憶が曖昧。でも、たしかに次男の言うその内容の絵本は私も読んだことがあります。ここは手早くネットで…と、検索をかけてみましたが、なかなかそれらしいタイトルは出てきません。もしかしたら、現在入手不可な古い本で、やっぱり図書館から借りたものだったのか…と思いましたが、そこでピーンとひらめきました。
以前「Booklog」(http://booklog.jp/users/Quatre+Miki)を整理していた時、ウチのおうち図書館の絵本蔵書でまったくヒットしなかった種類の本を。
それはこどものともやおはなしチャイルドといった月刊絵本のソフトカバー版。ひらめきと同時に二階の寝室の図書館の棚を探してみたら、あった! あった! ありました。いわむらかずおさんの14匹シリーズ以外のねずみの絵本。次男が幼稚園の頃にもらってきた月刊絵本の一冊。内容は次男の話していた通り。図書館の本じゃなくてよかった。
何百冊もの絵本を読んでもらっている息子たちですが、印象に残っているものはしっかりと心に住んでいるんですね。今日の朝、読みたかった絵本を手にして喜んでいた次男ですが、今日は学校から一年生で作った作品集(写真)を持って帰ってきました。参観日の時に教室の後ろの壁で見た作品も多いけど、そのどれもに「沢山の絵本を見て、読んでもらったからこその、感受性豊かな作風」が全面に出ていて、魅力的な作品ばかりでした。