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「日曜美術館」で 影絵作家.藤城 清治さんのドキュメントを見ました。(夏に放送されたものの再放送でした)
89歳にして 精力的に製作に取り組む姿に感動しました。
80歳になったとき、広島の原爆ドームを目にして、何度も何度も写生して作品を作り出しました。こういうものを、影絵にしたことはなかったが、これは私の仕事だと思ったと言われました。
阿蘇の噴煙のようすや、東日本大震災の被災後の現地に何度も足を運び、スケッチをしました。その影絵の心に迫る迫力は、現実の驚異を伝えています。
どんな悲惨な場面にも妖精が居ます。
奇跡の一本松や 福島の荒れ野の新芽に 命の息吹を見つけた作家の力強いエールが聴こえてきます。