「生前葬は多いですか?」
と、初七日の会食の席で
僧侶にお聞きしました。
「自分の周りではありません。
葬儀は、残されたものが
故人を偲んで執り行うもので
本人が、生きている時に
やるものではありませんよ。」
眼から鱗
まさに、残されたものが
故人を偲んで
知恵を絞って
通夜、
告別式を
考えていくなかで
人となりや
感謝の思いや
後悔や
ありとあらゆる
想いが
頭を
心を駆け巡る
これこそが
死者を弔うこと
知らせるべきひと
方法なども
振り替える
故人の
心に
問う瞬間
あまりにも時間が無さすぎて
あたふた
できる範囲のことを
すれば
それが
供養の形になる
今回の姉の
発症、入院、手術、その後の
みまもり
疎遠になっていた妹とも
一緒に姪をみまもり
助ける事ができた。
これが、姉の
最後の仕事だったのかも?
故人についてのアンケートを
書き込む
名前
生年月日
住所
本籍
家族構成
好きな色
好きな音楽
好きな食べ物
趣味
思い入れ、こだわり
人柄
大切にしていた思い出
棺に入れて欲しいもの
告別式のBGM
共に暮らして来た姪が
一つ一つ
丁寧に答えていく
家族であってもわからないことは、案外
些末なことがら
日常の中で
何を大切に思い
何を恐れていたのか
意外と
わかってはいない
自分の死を
誰に伝えたいのかなど
書き残して
おくべきか?
書き込む
名前
生年月日
住所
本籍
家族構成
好きな色
好きな音楽
好きな食べ物
趣味
思い入れ、こだわり
人柄
大切にしていた思い出
棺に入れて欲しいもの
告別式のBGM
共に暮らして来た姪が
一つ一つ
丁寧に答えていく
家族であってもわからないことは、案外
些末なことがら
日常の中で
何を大切に思い
何を恐れていたのか
意外と
わかってはいない
自分の死を
誰に伝えたいのかなど
書き残して
おくべきか?
姉が、安らかに逝った夜
様々な、打ち合わせのあと
一時帰宅した朝
ハイビスカスが咲いた
この夏
毎日、大輪を開き
楽しませてくれた花
もう、終わりだと思っていたのに
心に灯がともった気がした
様々な、打ち合わせのあと
一時帰宅した朝
ハイビスカスが咲いた
この夏
毎日、大輪を開き
楽しませてくれた花
もう、終わりだと思っていたのに
心に灯がともった気がした