遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

コシノ洋装店ものがたり

2011-12-09 | Weblog


小篠 綾子作
講談社α文庫


図書館で偶然見つけて、一気に読んでしまいました。

「カーネーション」 の原作だと思いますが、

朝ドラは本当に うまく脚色し、演出し、まとめているなあと感心しました。

綾子さんは、生前「自分の半生が朝ドラにならないかなあ]と期待されていたそうです。

お亡くなりになってから実現しましたね。

本を読み お父さんの教育により綾子さんが磨かれたのだと、

改めて、お父さんと綾子さん(朝ドラでは糸子)の親子関係を見直しました。

三人の世界的デザイナーを育てた綾子さんは、

放任のようで、芯がぶれない子育てをされていたのだと思いました。



とにかく凄いなあ。
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眉山

2011-12-08 | Weblog
先日、映画「眉山」 をテレビでみました。
母と娘の絆の回復の物語です。

宮本信子の演技が素晴らしくて、圧倒されました。
透き通った美しい声に、聞きほれ
役になりきった粋な啖呵に 快哉。

日本のドラマは、若い人が中心で、こうした素晴らしい役者が主役のドラマが少なくて残念でならないです。
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いろはかるた

2011-12-07 | Weblog
★最近の世相を見て……昔の格言でも、今にも通用すると思うものピックアップ

[猫を追うより皿を引け]
枝葉末節にとらわれずに、根本を正すのが大切。

[針の穴より天のぞく]
縫い針の糸を通す小さな穴から天上を見るということから、大きな問題や事柄に対して自分の狭い見識から判断を下すことのたとえ。

[芋の煮えたもご存じない]
誰でも知っていることも知らないのでは世事にうといと言うこと。
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糸井重里

2011-12-06 | Weblog
最近、本ばかり読んでいます。無芸なので、暇が出来ると、読書か映画かラジオかテレビか……。

ほぼ毎日、糸井重里のブログ「ほぼ日刊イトイ新聞」 に立ち寄り、立ち読みをしています。

糸井重里の目は、とても心地よい高さで、心地よい角度であるので、いわゆる「安らぐ」のです。

本や対談、いいまつがいなど、ふっとして…ほっとして…はっとします。

ブイヨンの日記も大好きです。

最近、「羊どろぼう」を買って、大切に大切に読んでいます。

外出するときも何故かバッグに入れています。

ちょっとしたときに、ぱらっと開いた場所を読むのが好きです。

糸井さん、いつまでも、続けて下さいね。
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カーネーション

2011-12-05 | Weblog
朝ドラ「カーネーション」 がどんどん見応えがあるものになっている。

今は、戦争に行き、心をなくして帰って来たかんすけから 目が離せない。

人生で、心を壊すような事が有るのだと、元気者の糸子が、

かんすけを通して知るのだ。

私は、戦後の生まれだから、肌で戦争を感じては居ないのだけど、

かんすけの傷ついた様子を見るに付け戦争の恐ろしさを実感している。

何があったか語らない方が、むしろ戦争の悲惨さを雄弁に語っている。


今後のドラマの展開が楽しみ。

実話なんだよね。

凄い。
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宇宙へ行く夢

2011-12-05 | Weblog
今朝、目覚めたとき、つい笑ってしまった。

何故か、宇宙へ行く事になり、普通の旅支度するように準備していた。

携帯の充電器を入れようとして「…宇宙だから電源無いよね」

なんて思いとどまり、寒いといけないからと長袖のTシャツを入れたり………



そこは宇宙服でしょとつっこみを入れて目が覚めた(*´д`*)
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「困ってるひと」

2011-12-05 | Weblog
ポプラ社 刊
大野 更紗作

糸井 重里さんが 紹介されていたので早速取り寄せて読み始めました。

三時間で一息に読みました。(主婦の特権)

作者が、突然、到底耐えられないような難病になり、

まず、病名が分かるまでの病院行脚・・・・

そして、原因もわからない病気に立ち向かい、生きていく姿勢に圧倒されて居ます。

日本の医療制度の矛盾と向き合いながら、病気と闘うしかない現実に

絶望的になりながらも、立ち上がる力に感動するしかありませんでした。

医者も手探りで様々な治療を試みますが、とんでもない副作用に苦しみながら

の闘病です。

わたしなんか、耐えられないなあと思うのだけれど

聡明な作者は、明るいタッチで筆を進めていきます。



生きることが、すごい苦痛で、 「きょうも1日生きていかねばならない」と

気合いを入れなければならない人が

たくさんいるのだと、思いを新たにしました。

しかし、どんなに重病でも、途中で退院しなければならない医療制度ってなんなのと思います。

それならば、在宅で生きていけるような制度を充実させるべきだし…。

信頼していたドクターが、介護認定の診断書に生活自立しているとチェックしたくだりは、

理解不能で頭が真っ白になりました。

日本の介護医療制度では医師の診断書がかなり大きいのに……‥

病気はわかっていても、目の前の患者の自立度がわからないと言うこと?

人は、何とか死ぬまで生きるしかないわけで、

一日一日を 楽しく生きていけるのが一番の幸せなのですね。


このような状態でありながら、病院の近くに家を借り 一人で暮らそうと

する更紗さんはたくましい。勇気が湧いてきます。

ぜひお読みになってください。



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劇的ビフォアアフター

2011-12-04 | Weblog
私の好きなテレビ番組に「劇的ビフォア アフター」 がある。

夫は嫌いなのでいつもは見られないのだが

今夜は、夫がご機嫌斜めで二階に上がっていたので、見ることが出来た。


使いにくい家がリフォームで、超美しく変身するのが

夢のようで心地よいのだろうと思う。

これは多分女性の変身願望や、

どうにもならない現実が

やりようで生まれ変わるのが面白いのだろう。


多分過去を消して、未来に向かって行けるのだと思いたいのだろう。

我が家の住人を変えてもらえませんか??

人生のリフォームは

自分でやるしかない???
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瞬間湯沸かし器

2011-12-04 | Weblog
わが夫は、瞬間湯沸かし器。

例えば、今し方、大型スーパーで買い物して居たとき、

わずか一時間くらいの間に、何回沸騰したことか。

私がカートを引いているので、姿を見失うと頭に来るらしい。

携帯があるから、居場所を確認すればすむことをぶつぶつ。

買ったものにもけちを付ける。

そんなものは食べないとか多すぎるとか。

食事を作らないくせに。



車で走っていて信号が赤になるだけでもぶつぶつ、

自転車が道路を走っていたりすると頭にくるらしい。

道路交通法が変わり自転車は車と同じ扱いになったんだと説明しても、

納得行かないらしい。



この人は一体何者なのだと思う。

ふと

寺内 貫太郎を思い出した。

ああ、ひとつの形ではあるか・・・・・

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たとへば君

2011-12-04 | Weblog
文藝春秋刊  河野 裕子・永田 和宏

※歌人夫妻が紡いだ380首とエッセイ
※乳癌で逝った妻
そのすべてを見届けた夫


お二人の短歌の素晴らしさに感動しました。

それにしても、生きるのも死ぬのも難しい。
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推薦図書

2011-12-04 | Weblog
さだまさし作
「本気で言いたいことがある」 新潮新書



夜中に、ふと目が覚めて読み始めて…一気に読んでしまいました。

私が感じている不安や不満がどこから来ているのか、理路整然と書かれていました。

「そうそう私もそう思っていました。」とうなずきながら読みました。

この国は、大切なものをどんどん切り捨てていっています。

耳障りの良い言葉で悪い言葉を飾り本質を隠してしまう風潮は嘆かわしいし、

マスコミが、間違いだらけの日本語に、面白がって市民権を与えるし……

そういえば、かなり前、「ちびくろさんぼ」と言う素晴らしい絵本を、

差別語だと絶版にしてしまった時、私はこの国の未来と言うか良心や文化が

おかしな方向に向かっていく気がしたものでした。


この本の中で引用されていた 小泉八雲の明治時代に書かれた文章

(明治日本の面影)に打ちのめされました。

えっ?
そんな前から?

「だがその過去へ-日本の若い世代が軽蔑すべきものと見なしている自国の過去へ、

日本人が将来振り返る日が必ず来るであろう、

ちょうどわれわれ西洋人が古代ギリシャ文明を振り返るように。

その時日本人は昔の人が単純素朴な喜びに満足出来たことを羨ましく思いもするだろう。

その時はもう失われて居るに相違ない純粋な生きる喜びの感覚、

自然と親しく、神の子のように交わった昔と その自然との睦まじさを

そのまま映した在りし日の驚くべき芸術-そうした感覚や芸術の喪失を

将来の日本人は残念な遺憾なことに思うだろう。

……今は消え失せてしまった古風な忍耐や自己犠牲、古風な礼儀、

昔からの信仰にひそんだ深い人間的な詩情……

日本人はその時多くの事物を思い返して驚きまた嘆くに相違ない。

とくに古代の神々の顔を見 表情を見なおして驚くに相違ない。

なぜならその神々の微笑はかつては日本人自身の似顔絵であり

日本人自身の微笑でもあったのだから。」



最近、コミュニケーション不足を感じているので、先ずは、

家族のコミュニケーションを取らねばと思いました。

「…未来が変わることで過去も変えられるんです。

事実は変わらないけれども、過去の持つ意味は劇的に変わっていく。

それが生きるということであり、生命の不思議さ、尊さなのです。頑張れ生命!」

とさだまさしは結びました。

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