今月中毎週土日他に、花宿において開催されている。地区の若者が発起人となり、地区内外の交流を目指した活動を始めた。その中で必要な備品購入のために、クラウドファンディングも立ち上げた。僕もちょっとだけ協力した。
https://motion-gallery.net/projects/hanamatsuri-gallery
今日はざぜちを作る体験ができるということで行ってきた。坂を下って旧小学校前へ。ここが会場と勘違いした。実は、東栄町の花祭りで足込だけ行ったことがない。毎年訪ねている豊根村坂宇場地区と開催日が重なっているので。
元運動場には地区から許可を貰って使用できる屋根付きスペースがあった。
ボーイスカウトが宿泊行事でここを使った形跡が。今でも使われているのだろうか?
近くに川が流れていて、川遊びができるだろう。のどかな風景である。
「どうも会場である花宿は別のところにあるなあ」と、行き方をスマホで調べようとしたら、地区の人らしい人が車で来たので後ろを付いていった。坂を下ったところから入る小道を結構進んだところに花宿があった。奥まったところに花宿があるのは珍しい。
小道の入口には水車が。
花宿は木造で、照明は裸電球であり、古めかしい。
数年前の映像を、リモコンで興味ある部分だけ観た。全ての映像を観た訳ではないけど、印象に残ったこの地区独特っぽいところを。「花の舞」で大人に担がれている間も舞子は花笠を振り続け、大人は舞子をすぐには舞庭に降ろさなかった。舞子が1人ずつ神座に舞い出る所作では、それぞれの舞子は神座前に入る直前で扇を畳んでいた。次の舞子に替わってからは、扇を再び開いてはいなかった。
「榊鬼」の問答では、改め役に背を向けて榊で叩かれ、顔を左右に振ってから神座に向き、顔を左右に振ってから問答の言葉を述べていた。そのため、問答の時間が長かった。
映像を観ながら、まだ花祭りシーズンを楽しんだ(笑) 歌ぐら集を貰ったので、映像を観ながら口ずさんだ。「御岳」に「おやま」とふり仮名が付いていて、ふり仮名が付いていないと間違えるなあ。映像からは、そうせいと衆が歌ぐらを唱えている様には見受けられなかった。上方に歌詞が書かれた紙も貼られてなかったし。
写真家の写真を鑑賞した後、いよいよざぜち作り体験を。好みの型紙を選ぶ。どれも作るのに難しそうだけど、鳥居がなんとかいけるかなと思い、選んだ。
体験している男性は僕1人(苦笑) 何ていう名前か分からないけど、しめ縄に付いている幣のところがやはり難しく、結局空白部分を抜く時に一緒に付いていってしまった(汗) 1時間位かかった。早い人だと20分位で作るそうである。失敗作だったけど、大変な作業を体験した。誰かに評価される訳でもないし、楽しかった。
※左が型紙を使い終えたもの
これにて会場をあとにした。地区の人とも話せたし、良い企画だと思う。24日(日)には先着100名に五平餅の振舞いがあり、地区の人との交流ができるそうである。30日(土)には花祭りファンが集まり、思いを語り合う集いがあるそうである。おそらく存続問題が挙がると思う。良い考えがある訳ではないが、僕も参加しようと思う。
坂宇場が終わった後も足込はやっているので、気力が残っていれば移動してみようかな。
お昼ご飯を食べに。和太鼓の「志多ら」が関係しているNPO法人「てほへ」の「Cafe のっきぃ」に行った。昔の学校を再利用している。
喫茶メニューもあれば、カレーやガパオライスといった食事メニューもあった。僕は「ビタパンサンド」にした。
図書室併設で、喫茶スペースで読むことができる。町民は借りることもできるらしい。やはり、花祭りの本がいくつか置いてあった。写真集を見た。
足込から下りてくる時に湧水があり、女性が汲んでいた。もう終わっただろうと戻り、ペットボトルに汲んだ。
今日もJA直売所に寄った。布川の帰りに寄った時、ものは無かったけどわさびを置くスペースがあり、今日はあったらなあと思った。今日はスペースすら無かった。わさび漬けを買った。この前は大好きなオニアゲが無かったけど、今日はあった。
花祭りの見学者って、ついでにお店や温泉といった観光施設に寄らず、シーズン外にも花祭りの地を訪れる人が少なそう。こうやって花祭りシーズン以外にも花祭りの地を訪ねてもらえれば、特産品とか地域のことにもっと興味を持ってもらえると思う。どんどんイベントをやればよいと思う。