脇差 加藤國秀
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/90/30abda5155045d8771ceefaa9b31800f.jpg)
脇差 於東都加藤國秀造之
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b9/3104941dd202680ca6b6fd4c60c45806.jpg)
寄せ来る波と返る波、それがぶつかり合って波間に乱れた谷をつくる。そんな刃文構成。大小に変化のある大互の目を連続させ、焼頭は円形に、地に水飛沫として玉刃を焼き施している。綺麗な刃文構成であり、この時代の江戸人の好みが良く理解できよう。この美しさでありながら良く斬れるのである。美しいからと言って本来の機能を失ってはいないのである。地鉄は均一に詰んだ小板目肌に微細な地沸が付き、刃中の沸も刃先に迫るほどに深く濃い。
國秀は水心子正秀の門人。作品の多くが大互の目か濤瀾乱刃である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/74/e8ee2b6900d9d1b0b09ac845084a178d.jpg)
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脇差 於東都加藤國秀造之
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寄せ来る波と返る波、それがぶつかり合って波間に乱れた谷をつくる。そんな刃文構成。大小に変化のある大互の目を連続させ、焼頭は円形に、地に水飛沫として玉刃を焼き施している。綺麗な刃文構成であり、この時代の江戸人の好みが良く理解できよう。この美しさでありながら良く斬れるのである。美しいからと言って本来の機能を失ってはいないのである。地鉄は均一に詰んだ小板目肌に微細な地沸が付き、刃中の沸も刃先に迫るほどに深く濃い。
國秀は水心子正秀の門人。作品の多くが大互の目か濤瀾乱刃である。
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