東京都文京区・弥生美術館で開催中の
「陸奥A子×少女ふろく展~DOKIDOKI『りぼん』おとめチック?ワールド!~」展(2015年10月1日~12月26日まで)に行ってまいりました。
2007年11月に弥生美術館で開催された「フロクのミリョク☆展」も訪問しまして、ずばり「陸奥A子様にあこがれて」というブログ記事を書かせていただきました
検索にもよくヒットしたので 私の絵で申し訳ないなと思っていたのですが、、、
そのときの記事はこちらから ⇒ 「陸奥A子様にあこがれて フロクのミリョク展」
あれから8年、今回はA子先生の企画展、ということで開催を知ってずっと楽しみにしておりました。あーーー、もう本当に倒れそうにかわいかったです。。。
弥生美術館でA子先生展を見て、東大や根津を少し散策して、上野のモネ展を見に行ったのですが、「生きていてよかった」くらいの幸福感を感じました
江口寿史先生もインタビューで書かれていますが「一時とはいえ、作品を見れば確実に日常を忘れさせてくれる」癒しの絵です♪
(↓ 撮影可能なコーナーはこちらだけ)
「こんぺい荘のフランソワ」「オリオン座から流星に乗って」「天使も夢見るローソク夜」等々、印象に残るタイトルも魅力の一つだと思うのですが、りぼん当時のカラー原画が見られて感激。
アナログ原稿が素敵で原画ほしい、、、もう自分で絵具を引っ張り出してきて丁寧に模写して部屋に飾りたいくらい、、
ミュージアムカフェで購入したポストカードたち
そしてなんと企画展限定メニュー。漫画に出てくるドリンク「ミルキーセピア」を併設のカフェ 夢二カフェ港やさんで販売中
「ミルキー・セピア物語」で主人公の峰代がデートの前日に緊張して眠れなくてココアにブランデーを入れた飲み物を再現
見た目も可愛らしく とってもおいしかったですよ~、ぜひ。
遠方で行けない、というかたには カラーたっぷりの図録「りぼん おとめチックワールド」(外舘恵子編・河出書房新書)を。
江口寿史さん、リリー・フランキーさん、やまだともこさん等のインタビューも収録、ワクワクする1冊です。
自分はただシンプルに、かわいい、好きと思って見ていたA子先生の漫画の魅力をいろいろなかたが「分析」しているのが なるほど、そうだったのか、と面白かったですね
少し不思議なSFチックな作品とか、確かに多かったかな、とか。。
そして最近の作品も大人切なくて優しくて素敵です
陸奥先生の現存するマンガ原稿は 北九州市漫画ミュージアム に寄託されているそうで いつか訪問してみたい。
この企画展も巡廻するそうです!!
2015年4月23日~6月26日 陸奥A子×少女ふろく展 @北九州市漫画ミュージアム
福岡や近隣の皆様もお楽しみに~~
「陸奥A子×少女ふろく展~DOKIDOKI『りぼん』おとめチック?ワールド!~」展
2015年10月1日~12月25日
東京都弥生美術館 東京都文京区弥生2-4-3
開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。
月曜休館(祝日の場合は翌日)
入館料は一般=900円、大学生・高校生=800円、中学生・小学生=400円。12月25日まで。
◇お知らせ
担当学芸員によるギャラリートーク
10月18日、11月8日、12月6日(すべて日曜日)午後2時~
※陸奥A子先生はご参加されません。
◇展示替えのお知らせ
作品保護のため会期中にカラー原画と一部作品の展示替えを行います。
【前期】10月1日~25日【中期】10月27日~11月29日【後期】12月1日~12月25日
1970年代半ばから80年代にかけて、少女雑誌『りぼん』で活躍していた漫画家・陸奥A子は、恋や友情に悩む、読者と等身大の少女像を描いて人気を博しました。陸奥の作風は“おとめチック”マンガとも呼ばれ、アイビー・ルックや背の高い優しい男の子は、少女たちの憧れを誘いました。さらに陸奥のイラストによる“ふろく”も熱烈に支持されました。
本展では陸奥の『りぼん』から『YOU』までの貴重な初公開原画やふろくを多数展示し、併せて少女雑誌のふろくの変遷を約300点の史料によってたどります。(公式サイトより)
陸奥A子(らんぷの本) | |
クリエーター情報なし | |
河出書房新社 |
陸奥A子 ベストセレクション | |
クリエーター情報なし | |
河出書房新社 |