KISS THE HEART 新宿伊勢丹
HIDEKI IINUMA 飯沼英樹 (1975年)
しなやかでイキイキとした木彫(!)の女性像。POP でかわいいなぁ~~
トレンダーズの招待でプレスとして三越伊勢丹のアートチャリティ企画 KISS THE HEART のバスツアーに参加させていただきました。
KISS THE HEART は、三越伊勢丹が主催となり、TOKYO FRONTLINE によるプロデュースのもと、アートを通じて行う復興支援事業です。
22名の新鋭アーティストの作品が2012年2月1日からの約1ヶ月間、伊勢丹新宿店・日本橋三越店・銀座三越のショーウィンドウに展示されます。出展作品は「イマジネーションの力」をテーマとする新作を中心に発表。
作品展終了後は、21作品がチャリティオークションにかけられ、落札額全額を東日本復興支援として寄付します。
今回は、編集/クリエイティブ・ディレクターの後藤繁雄氏と、日本を代表する現代アートコレクターである宮津大輔氏に 現代アートや個々の作品の解説をしていただきました。
前衛的な現代アートはちょっと苦手意識があったのですが、
「アートに答えはないので、感じることが大事」
「自分に嘘はつかない。有名・無名ではなく、自分が好きな作品を買えば後悔はない」
というお話を聴いて、ワクワクとすっかり自由に楽しんじゃいました。
新宿伊勢丹で私が見入った絵は。。
Junaida ジュナイダ イーハトボーの月灯 (1978年生まれ。画家)
岩手県を架空の理想郷「イーハトボー」とした宮澤賢治の物語から。
パンフレットを見た瞬間に 優しい繊細な絵に一目惚れ。
テレビドラマ「ホタルノヒカリ」のオープニングのイラストを手掛けた方というとぴんとくる方も多いかもしれません。
震災支援を作品にするってどういうのだろう、と思っていたのですが、junaida さんの絵が岩手のイメージポスターに使われたら…… あー、行ってみたいなぁ、と旅心をそそりそうです。 (⇒ junaida さん公式サイト)
バスの車内でも解説を拝聴しながら、大好きな日本橋三越のショーウィンドウへ。
現在公開中の Always 三丁目の夕日'64 の六ちゃんの銀座デートシーンでは、日本橋三越の建物の一部を使い、銀座三越という設定で撮影しているんですよね。
ダイアナ妃展やグレース・ケリー展も日本橋三越で見たなぁ♪
日本橋三越のショーウィンドウに展示された作品で はっとした写真。
YOI KAWAKUBO 川久保ジョイ (1979年スペイン生まれ)
震災直後に世田谷で開かれた「白洲正子展」で、琵琶湖に浮かぶ白鬚神社(近江の厳島とよばれている)の写真を見て自然に涙があふれてきたことがありました。
そのまま昨年は近江の観音様にはまってしまったのですが。。
スペイン生まれのアーティストさんと、一瞬 ふっと思いを共有できた感じ。
被災地そのものを被写体にしているわけではないのに、さまざまな思いが胸に込み上げてきました。
年齢を見ると作家のみなさんが 若い
今回展示されているのは 後藤氏いわく、これから「伸びしろのある」20代後半~30代の新鋭アーティストの方々。
これからまた個展等に行って新作を見ることができるのは 現代アートの一番の魅力化かも、と思いました。
銀座三越につづく…。 ⇒ 三越伊勢丹アート展 KISS THE HEARTバスツアーその2
イメージポスターに使われたら行きたい!という
人が増えそう。この絵、温かくてとても印象に残り
ます。現代アートというと前衛的なイメージだった
のですが、なんだか印象が変わりますね。他の方の
作品ももっとじっくり見てみたくなりましたよ。
のですが
そうなんです、でも前衛的な作品の方が多かったかな♪ 最近はPCで描かれる絵が多いので junaida さんの水彩の絵が逆に新鮮でした。
(普段は水彩で展示中の作品はアクリルだそうです)
サイトもすっごく魅力的なので ぜひ見てみてください~~ のび子さんなら好きそう♪